今日はナイターでファルコとエリート塾との合同練習でした!!
三木から志染メンバーも活動に参加をしてくれたので今週もグランドにはとても多くのメンバーが集まってくれました!この環境の中で、埋もれるのではなくどんどん自分を出して成長してほしいと思います。人数というのは競争をするのに有益な事が多いですが、ついついサボったり手抜きをしてしまう事もあります。
みんなにとってはこの場所が全体の中の一人ではなく、【自分だけがうまくなるんだ】という気持ちで取り組んでほしいと思います!その気持ちの差が一回一回のトレーニングの質を高めるはずなので、言われた事を従順にこなすのではなく、自らが何かを得られるような取り組みを心がけましょう!
自分がこのエリート塾をそもそも作った時の一番の理由は、
【多世代との交流】
でした。違うチームと交流したり、試合をする事はあっても、なかなか普段自分のチームが違うカテゴリーの相手と一緒に何かをする機会はなかなかありません・・・。その事によって感性とかそういったものが成長を止める傾向があります。人の成長って【違う場所】で発見される事が多いものなのです。今一番それが身に染みて分かるのが志染メンバーではないでしょうか?志染の中でやっている時よりも一歩前に出られた子が多くなったと思います。うちのチームが良かった、じゃなく【そういう環境が出来た】事が一番の成果です。同じ景色を見ているとどうしても分からない、忘れる事があるので、違った環境の中に身を置いて新しい自分を発見する為にこのエリート塾を始めたのですが、その成果が最近色々見え始めています!
人にはそれぞれのペースがあります。
みんな同じタイミングで何かに気付く訳ではないのです。やりたい気持ちも、前向きな気持ちも、みんなバラバラ・・。そのバラバラさ加減も全部ひっくるめて受け入れられるようなコーチになりたいと思っています(今はまだ未熟な感情を持っているのでなかなかうまくは出来ない時もあります)。
その相手のペースだったり、相手の空気を分かる、感じる、察するという力が非常に大事なのです。何かをする、変える、という行動は本当に難しいですが、この分かるとか、感じる、察するというのは各自のセンスですからね。そういうのが分かるセンスは大事だし、それがその子のサッカーそのものに反映されてくるのです。エリート塾生の小学生と組んだ中学生の空気が良くなってきたのも、普段から彼等なりに悩んでくれているからこそです。ちょっとずつ成長して大人になっていくんだな〜と思います!
今日はボールを扱う感覚をいつもとは少し変えてみました!!
遠くに、強く、を狙って蹴る事はあっても、近くに、ゆっくり、はあまりやりません。それをみんなに体験してもらうと全然出来ませんでした(笑) たった数メートル先にコントロール出来ない未熟さを実感してもらえれば、【もっとボールを触りなさい!】と指示するよりも【このままじゃあかん】と思ってくれるので、一番効果的だと分かりました。
グループでリフティングを成功させる時の一番大事なのは、【場の空気】なのですが、それをうまく作れるグループがなかったので、結局成功したのも一つもありませんでしたよね?
分かったかな?成功する、うまくいく、は場の空気で決まるんです。それを作り上げていく、自分もその一部になっているんだ!という気持ちを持てるかどうか?その人数で決まります。今日うまくいかなかった(チームとして一つのグループも成功しなかった)事はチームとして、ファルコとしての空気の甘さですね!これからの課題にして、毎回のトレーニングに向き合う気持ちを自分自身が変えられるようにしていこう!!
最後はエリート塾だけの宿題をしましたが・・・・本番で結果が出せなかった面々!!それが【恥ずかしい】じゃなく【悔しい】に変わればきっと変化、成長していくだろうね!そうなる日を楽しみに待っています!!