夜はかなり冷え込みましたが、今日も元気にグランドでファルコとエリート塾の合同練習会をやりました!!
今日は昼間に志染メンバーは体育祭があったので、そこでしっかりとがんばってからのナイター練習となりました。自分達の学校での一つ一つの行事が【中学最後の】という言葉がついてくるし、3年生になった今はたくさん振り返る事もあると思います。そんな中でファルコと出会って、一緒にがんばってくれた時間はうちにとっても本当に喜ばしい歴史の1ページになっているし、出会いには感謝をしたいと思います。これからも多くの良い出会いを大切にしてがんばってほしいと思います!!
今日も小学生が多く参加をしてくれていたのですが、まだ身体の使い方という所にあまり目と意識がいかないので、【昔ながらの】動作しかしませんし、だから新しい事が出来ません。例えばストレッチ!同じ方向に、決まった箇所だけを延々とやっても無意味なのですが、ストレッチ=身体が柔らかくなる、という信じ込んだ思いだけでやってしまうのです。
意味のあるストレッチをやるには、意味を理解して行わないといけないし何においても子供達を取り巻く環境がそうなっている事を最近痛感します・・・。時代が流れ、自分達が子供の頃の話や常識がほぼ通用しなくなっている中、それなのに大人が子供に押し付ける事が昔と同じ、という流れが本当に多い。。。指導現場においても10年前、20年前と変わらない人が多く、未だに罵倒したり、押さえつける方法を優先する人が多く、またそういう時代に育った親の感覚が【そういう風にしてもらったほうが指導を受けた感じになる】とマヒしてしまっている感じがあると思う。
これだけ世の中に色々な情報が溢れている中で、未だに自分自身をアップデートさせずに、昔の記憶だけを頼りに子供に関わったり、押し付けたりする人が多いのがこの田舎地域の特徴だと思う。。。そういう人は【自分が間違っていない】と思っているから押し付ける事も正しいと思い込んでいる。
でも、多種多様な子供達に対して【自分が学んできた一つだけのやり方】を押し付けるのが合うはずがないという事。色々な子供に対して色々なやり方が出来るかどうか?が今の時代には求められていると思う。選べる時代だからこそ、自分の方法もいくつかあるような形にしないと通用しないでしょうね。。。
そういう事もあり、今練習では【一つ一つのプレーや行動、、もっと明確に意図、意思を出す】事を言っています。
出したけど間違っていた、出し方が違っていた、というのは成長に繋がるが、最近自分にとって一番の【悪】と感じるのは、【意思表示をしない子】です。意見を持たない、言わないまま過ごす子。
黙っていれば正解を教えてもらえる事を知っていて、だから敢えて自分から間違いの答えを言う必要はない、という形が出来上がる。そうやって間違いを言わずに正解の人の同意をするだけ。そういう子は大人にとっては非常に扱いやすく、【良い生徒(当たり障りのない生徒)】と評価される。だけど、スポーツだったり競技をやるにあたって、意思表示をしない人間ほどズルい人はいない。
結果を観て、後になってから【だって俺の意見じゃないもん・・・】という必殺の言い訳を言って終わり、みたいな。一番卑怯なやり方。
それは避けたいと強く願う!!
だからこのグランドでは、もっと自分の頭と心を使いなさい!と求めている。
自分の頭を使えば記憶に残り、心を使えば自分のものになる。成功でも、失敗でも、その自分の中に残せていけば次に繋がり、成長に繋がる。それしか方法がないんです!
だけど、どうしても管理がしやすい【横へならえ!】を重んじてしまう学校や場所が多いからそれをやろうとしない子が増える。いつだって学校で怒られたり誉められるのは、【良くも悪くも目立っている子】であり、【その他大勢】の子と言うのは声も掛けてもらえない事が多くなる。その立ち位置が居心地が良くなり、成長する事など忘れてしまう・・・。
そうじゃなくて、一人一人がかけがえのない存在であり価値があるのです!だから、もっともっと【自分】を認め、出していく必要がある。その為の一歩が【意思表示】でしょうね!受け身にならないように、もっと前へ出て【学びたいです!】という気持ちが出てくる・・・それがたくさん溢れたグランドになるように一人一人が意識してがんばりましょう!!