今日は早朝から久しぶりの鳥取遠征でした!!
前回はJFC..Sさんとの交流を9月に行いました。海へ行きたいリクエストに応えていただき、今回は初めて小学生を帯同させる事が出来ました!自分達の地域の小学生はとても内弁慶な子が多く、交流といっても練習試合をする事ばかりで人としての交流をする事はあまりありません。
今回はJFC..Sさん以外にも赤穂さん、東出雲さんが参加をしていたので一緒にたくさんボールを触り、ゲームを通してサッカーをする事以上の成果がたくさんあったと思います。好きな事をやっている、という事に向き合えたと思います。
当然ですが、それが出来る空気を作ってくださったのは参加チームの方々とJFC..Sさんの坂口さんの雰囲気です!
毎回リクエストを聞いてくださる中で、今回は午前中はお互いの違うチームの子に対しての指導を行い、自分達の【いつも】が通用しない状況の中で色々気づく事があるのでは?という発見をしませんか?という企画を用意してくださったので、自分はファルコ以外の赤穂さん、東出雲さんのメンバーと一緒にトレーニングを行いました。本当にいつもとは勝手が違うメンバー達とやれた事で言葉の伝え方、そして一番は【空気のつくり方】が大事である事を痛感しました。特に年代が小学校3年生〜中学校3年生までと幅が広かったので、そこへの対応と言うか、同時にやる上での工夫みたいなものを考える良い機会となりました。
大きな中学生が、小さな小学生と関わる。
この経験、体験って今すぐに意味や価値は分からないだろうけど、大きくなっていくにつれて新しい出会いが増える中、どれだけの人と出会ったか?によって対処の幅が違ってきます。多くの人を知っている人の対応力はすごいし、それだけの経験をしてきた人間の心の幅も大きいのです。子供の時だからこそ簡単に開ける【心の窓】をいかに開放してあげられるか?は関わる大人次第です。
ここに集まるチームは大抵それが出来るのですが、集まってこないチーム、大人に限って【自分の持ち物】のように考え、狭い価値観を子供に押し付ける結果になっているのです。子供の可能性を広げる、というのは言葉だけではなく、本当に色々な価値観に触れさせてあげられる事だと思うのです。そういう出会いに対して寛大な心を持った大人の元でなければ子供って育たない事を改めて感じました。
お昼も仲良く一緒に食べていました!!
この時間には指導者は完全に子供達だけの時間を与える事を意図的に行いますが、おかげでお昼を越えた辺りから急速に子供達の距離感も近付き、午後はもうお互いを名前で呼んでいる子が多く、本当に良い関わりをしていると思いました。
自分に合うとか合わないとか、そんな価値観だけにこだわっていると出会う機会も相当減ってしまいますが、こうやって自分自身が【合わせられるかどうか?】のほうを広げる事で、サッカーの面でも大きな変化が起きます。自分達よりも年下が多かった中で、気を配る、言葉を配る、目を配る、そういった事が自然と行われる環境がとても良かったし、こうした【節度ある自由】の中で本来の考え方や思いというものが出てきました。
楽しい時間というものはあっという間に過ぎるもので、7時間は滞在していたのですが早いものでした。
普段の自分達だけでは絶対に得られないものがありました。これは技術的な部分のみならず、人が人と出会う事の意味と意義みたいなものです。気軽に来れる、それを受け入れてもらえる場所、相手がいる事、一緒に高め合える事、自分から動かなければ何も得られない事、全てが詰まっていました。
帰りも、寝たり、サービスエリアで楽しんだり、はしゃいだり・・・とありのままのみんなの姿に【こういう時間って大事だな〜。。。】としみじみ思える一日でした。不思議と子供達との時間ならば疲れるとかしんどいとか思わない。それだけの学べる時間が自分を成長させてくれるからだろうな〜と改めて幸せに思える時間でした。
朝から帰る時間までお世話してくださったJFC..Sの坂口さん、交流してくださった赤穂さん、東出雲さん、本当にありがとうございました【礼】また遊びに来ます♪