今日のナイター練習!!

一週間の始まりです。自分は自身の全国大会を経験してきた事で、色々気付かされた事がありました。真剣勝負を通して成長した部分や足りないと自覚した部分。両方がしっかりと見えた事で、子供達にもより多くの事が伝えられると思います。経験というものは伝えてこそ価値が出てくると思うし、経験しました、だけでは残らないと思う。次へ繋げる価値を大切にしていきたいと思います!

そんな事もあり、夜は伝えたいものを伝える為に外でやるにはミーティングに寒すぎるので、室内を借りて前半はミーティングで後半はトレーニングという流れにしました。

今日のミーティングというものは、【自分を知る事】でした。

いわゆる思春期を迎えている彼等にとっては、隠したい事、思いが増えてきます。それはごく自然な事ではあるのですが、よ〜く考えても【どうしてこの時期なんだろうか?】と考えます。中学生の時に出てくる思春期がどういう意味なのか?を今になって考えると、【自分自身と向き合う適正期】とも言えるからだと思う。

小学生の時には心が幼く、なかなか向き合えない・・・・それを中学生というカテゴリーになって初めて向き合い、葛藤している状態が【思春期】だろうし、だからその現象は決して悪い事ではないと思う。例えば親が試合に来るのも【恥ずかしい】と言う時期が来るだろうけど、それは子供の立場からして嫌だから、じゃなく【良い所を見せたい照れ】だという事を理解してほしい。ありのままを見せられた小学生の時より一歩成長したからこそ【見せるなら良い所を!】という自身へのプレッシャーが【来なくていい】という言い方になるのだと思う。

そんな思春期の今、本当の自分(弱い自分)と向き合う作業と、その大切さを伝えていきたいと思う。

成長していく人間は【多くを知り、自身の足りなさに気付いた人間】だと思う。小さな世界で、全てを知っているかのように語る、振る舞う人間こそが【無知の象徴】であり、小さな世界の中だけで小さく悩んだり、お山の大将になったりするものです。

勘違いに気付き、正しい歩みを始めていくためには弱さをさらけ出す覚悟が必要だと思う。簡単ではない。思春期と重なれば、弱い自分は【隠したい自分】になるからです。でも、それを出さない限り、本当の成長はないし強くもなれない事を知っています。

残念ながら、自分に出来る事はそれらを伝える事しか出来ません。最後やるか、やらないかは本人しか出来ませんからね!自分のやるべき事を明確にして、今日伝えた事を覚えている範囲で取り組んでほしいと思います!!みんなを背中で引っ張るコーチにはなれませんが、自分は寄り添って走るタイプのコーチだと自覚しているので、その自分らしさというものを出しながらみんなとファルコを作り上げていきたいと思います!!