今日は朝から兵教大附属中さんとのトレーニングマッチをさせていただきました!

昨日に引き続き、会場を提供してもらった中での試合なので、その事への感謝は大事にしよう!という事で今日もスタートしました。昨日のイメージが色々残ったまま出来る事もあり、アップからゲームをイメージしたプレーは鮮明に出来ていたと思います。各自の頭の中にようやくサッカーが出来てきた、と言うか要するに【プレーを考えて行っている分、記憶に残りやすくなった】という事だと思います。

昨日よりも今日。今日よりも明日。という風に積み上げていくという単純な積み上げ方は出来ないだろうけど、高い場所、高い基準を目指してやっていく必要はあるという話はしました。

試合のほうは、序盤から昨日の局面でのがんばりや強さの部分を前面に出してやれていたと思うし、その結果主導権は早くに取れたと思います。

ただ、早い時間帯に取れた事で各自のバラバラのタイミングでのチャレンジがチーム全体の流れは悪くしてしまった印象はありました。それはハーフタイムに伝えたけど、全体の流れを考えてやるという事の大切さを考える良い機会にはなりました。

後半は交代でポジションも選手も替えていきましたが、それぞれが自分の持ち味を出せていたと思います。

何を?どのように?積み上げていくのか?は各自によって違うのは当たり前です!

それを早く理解し、察知し、行動に繋げた者から目に見える変化をしていくんだと思います。左からの朔弥くんのドリブルはドリブルだと分かっていても止められない違いを生んでいました。それは日頃から相手のタイミングをズラすとか、各自よりもドリブルに対するこだわりの強さが生んでいるものだし、逆に日頃の基準が低いと当然ゲームの中でも、インパクトのあるプレーをする事はありません。その事は常に話をしているし、日頃のほうがいかに大切か?を是非とも考えてもらいたいですね!

2試合目も各自の基準を落とす事なく、積極的なプレーをしてくれていたと思います。

各自の中にプレーの強みがあっても、心の弱さによってそれが出せない事が多々あると思います。【メンタル】という一言で片付ける事は出来ない難しさがあるのです。自分もそれを何度も経験しているからよく分かるのですが、メンタルをうまく維持するにはやっぱりまずはさらけ出す事からだと思います。自分の弱い部分をありのまま出した上での改善になるだろうし、2年生の多くはそういった弱さを素直に出した者からチームを助ける大きな武器を出せる選手になっていると実感しています。

学びたい、うまくなりたい、そんな探究心を持った人間が一番強いはずです。

今がどうか?じゃなく、どこまで自分を引き伸ばせるか?引き出せるか?への挑戦ではないでしょうか?他人、他者との比較や競争じゃなく、自分が、自分のチームがどのように変化と成長していくか?なんだろうね!勝つ為の最善の選択はあるだろうけど、自身が成長する為の最善の選択が同じとは限らないのです。

自身の成長を考え、楽しみ、昨日の自分との勝負をしていけるようにゆっくりゆっくりがんばっていきましょう!!

会場提供、準備、試合、片付けまでテキパキとしてくださった兵教大附属さん、応援してくださった保護者の方々、ありがとうございました【礼】