今日は朝から北播磨カップが行われたので、会場となる八千代中学校さんへ行きました。
昨夜からの強い雨も朝方にはあがっていただけではなく、八千代中さんの会場が非常に水はけの良いグランドだったし、早朝から準備等もしっかりとしていただけたおかげで良い環境で試合が出来ました。
北播磨管内の試合ではありますが、久しぶりの公式戦という事もありましたが最初に話したのも【試合とか大会とかではなく、今日という日にまた自分が成長出来るような一日にしよう!】という事をテーマに自分と、チームと、向き合ってがんばるようにみんなと話をしてから試合を迎えました。
今日までやってきた事。特別な事じゃなく、地道な身体の向きや動かし方の部分。
やっている最中は面白くはないと思うし、地道だから変化が目に見えるものではない。
だけど、今日の下が少しぬかるんだピッチの上で安定したプレーだったり、ミスの数を見れば明らかに進歩しているのが分かる。そこに各自の戦う気持ちが入れば当然のようにプレーに魂が宿る。簡単にやって見せるプレーではあったけど、ここに到達するまではそれだけの努力を自分達は間違いなくやってきているという事。真っ直ぐな努力は実を結ぶ。そんな試合が出来たと思います。
まずは八千代中さんとの1戦。
緊急事態宣言が出る前の1月に一度トレーニングマッチを行った時はどっちもどっちな内容で入り込んだ試合でした・・・。
あれから2ヶ月の間にお互いがやってきた事、というよりもこだわってきた事の差は出たように思う。【こなした】のか【取り組んだ】のか?ここは明白に見えた。
試合の中では選手を信じているので事前にいくつかの話はするけど、始まれば選手達の大切な時間。それを外から奪うつもりはありません。
自分達で考え、判断、決断、実行する事の責任を同時に背負いながらどこまでやりきれるか?の部分。
緩い土に足は重たかったと思うけれど、それでも十分にファイト出来ていたと思う。何よりもずっと取り組んできている身体の向きや動かし方については本当に変化が多く見受けられた。身体の動かし方に変化が出ると、やっぱり出足自体が良い。相手よりも先に触る、反応する、そういった部分に大きな成果が見えた試合でした。
2試合目は西脇南中さん。当たり前だが、選手と指導者(先生)との間に信頼関係がなければサッカーをやる以前の問題になってくる。子供がいないからと言って好き放題言ってしまうような部分は必ず態度だったり空気で伝わるもの。
やはり【学ぶべきは大人】だと思った。
2試合共に危なげのない試合は出来たけれど、大事なのは各自の中にある理想の形を追い求める事!今日の勝利が何かを変える事はない。でも、自分の中の気付きは何かを変える。
勝って終わり?勝って満足?それでは成長も終わり。
もっと上を観て、ずっと成長し続けていきましょう!!
会場を準備、運営、全てを行ってくださった八千代中さん、対戦してくださった西脇南中さん、応援してくださった保護者の方々、本当にありがとうございました【礼】