今日はナイターで今年度最初のファルコとエリート塾の合同練習を行いました!!
今年度はコロナの影響もあってエリート塾の告知等を少年団に配らせてもらえる機会がなかったので、新年度がスタートしてからゆっくり募集していこう!と考えていたのですが、昨年度のメンバーとその友達の繋がりなどから結局初回に15名も集まってくれました!
金曜日はグランドが一気に活気づいてきましたが、大事なのはこのメンバー一人一人が何かを得る事です。その為にどうやって関わっていくのか?練習前には中学生にその大切さを伝え、今日の時間を一緒にがんばりました!
昨年度からの継続の子は雰囲気等が分かるのですが、今年度からのメンバーは全く分かりません・・・。当然緊張するだろうし、不安もあるだろう。。。
その気持ちを察し、寄り添うようなレベルにまで到達出来るか?我々の挑戦は始まりました!今年度のエリート塾は主に【選手同士の関わり方】を大切にしていこうと思っています。これまでのようにコーチが主体で何かをやっていくばかりでは、各チームでやっているのとほとんど変わりがないし、うちが目指している形がブレてしまうので今年度からは選手主体で行い、そこから出てくる【色々なもの】を大切にしていこうと思っています。
色々なものが必ずしも全てがうまくいったものではありません。むしろ、うまくいかない、という事のほうが多いと思います。
でも、そういう状況の時にこそ【本音】は見えます。チームを助けられるのか?仲間を助けられるのか?ピンチに敏感なのか?チャンスを見逃さないか?そういうものが見えるのです。今日何度も伝えたのは、【教えるな!】という事です。どうしても年上という設定になると教えたがります・・・それが正解だと思っているはずです!
でも、何度も言ったのは【一緒に学ぶ】のです。相手は何がしたいのか?相手は何を考えているのか?それらを引き出した上で教えられるか?なんです。
中学生にそこまで出来ますか???と思われる方もいるでしょうが、出来るのです!
もちろん全ての中学生ではないです。でも、うちはそういう事を大切だと考えるクラブだし、普段からもそういう所へのこだわりがあるからです。実際に今日のトレーニングも全て選手主体でやっていく中で、ひたすら【何を?どのように?伝えているのか?伝えようとしてるのか?】を探っていると随分言葉選びがうまくなったと感心しました。
全くしゃべれなかったみんなが相手の事を考えたり、言葉を噛み砕いたりして、伝わるように努力する姿は成長を一番感じました。普段、コーチと選手の関係だけではなかなか見えないものが今日はたくさん見えたのは良かったです!エリート塾生達も、とても前向きな取り組みをしてくれていたし、良い空気だったと思います。
今後も普段の練習でジックリと自分がファルコ生と向き合い、金曜日はそのファルコ生がエリート塾生と真剣に向き合う時間にしてほしいと思います。
この流れが出来ると子供達は相当良くなるという確信があります。大人のアクションより、子供同士のアクションのほうが数倍良くなるのです。
お互いにしっかりと学びが残せる時間となるように今日からまた一年間一緒にがんばっていきましょう!!