やっとホームグランドに戻ってきました!!

6月から一部利用が可能となりました(まだ制限はありますが)。1ヶ月半もず〜〜〜っと我慢してきたので使えるありがたみは本当に身に染みますが、この規制を掛けられた1ヶ月半で何かが変わったとは全く思わないのです。医療のひっ迫という理由を出され、部活動には心と身体の健康維持の為に制限が先に解除され、こちらには一方的に使えませんというだけ。そして今回は【もう使って良いですよ】というだけ。理由も何もない。

何がどう改善されたのでしょうか?みんなが経験のないコロナという新しいものへの対応は分からない事だらけ、失敗だってあるのは当然。でもね、そういう中でも【この対策は失敗でした。あまり効果がありませんでした。】等の説明ぐらいはきちんとしてもらいたいものです。こちらからすれば自分達の都合だけで決められているとしか思えないし、何がどう改善されたのか?は全く分からない違和感のままでした。

日も随分と長くなってきたので、ナイター練習という感覚でもありません!

隣では野球のほうも元気いっぱいに活動再開していました。グランドがこうして使えるようになる事でまたみんなが日々がんばれる、成長出来る場になるというのはとてもうれしい事です。大事な場所を大切に使っていきましょう!!

久しぶりのグランドでのトレーニング。メインはフルコートでのゲームとしました。思い切り走り回ってサッカーの楽しさを思い出してほしいと思ったからです。

序盤のトレーニングは【自分の身体】【ボールの扱い方】【相手の状況を観る】という事をテーマにして遊び要素を多く取り入れました。

テスト明けのメンバーもいたので無理はさせたくなかったし、身体をリフレッシュさせたい狙いもありました。スパイクを履いて練習をする事自体が久しぶりなので、その辺りの怪我にも用心したかったので十分なアップをしてからゲームをするようにしました。

【うまく蹴れない】という状況は、ボールが要因ではない事は分かりますね?つまり、うまく蹴れないはうまく自分の身体を使えないという事であり、そこをどう工夫すればうまくいくようになるか?を考えるのが練習です。うまくいかない結果だけで落ち込んだし、気分を害されるような感覚の選手では絶対に伸びないですよ!

途中にやった【相手を観る】事のメニューに対してミスが格段に多かった事に気付きましたか?自分の一歩広くなった世界の中では本当にミスが多いのです。つまり、【ほとんどの喜びや満足は自分だけの世界観】になっているのが今の君達。仲間と共有する、仲間を理解し、理解してもらう喜びには到達していません。

だからパスにメッセージがない。相手に渡ればパス成功、となる。どうしてほしい、どうやってほしい、どういう思いを込めた?がないものは本来パスとは言いません。そういう【想い】の先にサッカーのプレーがあるものですが、どうしても先にサッカーの技術から入るから硬い頭で硬いプレーになるんですよね。

好きな事をシンプルにやれる。

うまくなってくるとこういう部分で目立ってくる。3年生なんかは各自の特徴が一つのゲームをすれば必ず出てくる。それに比べると1,2年生は自分の特徴を【相手次第】でしか出せない子が多いのはこの違い。悩み方もシンプルじゃないと言うか、あれこれ考えすぎて結果何もしない、出来ない、が多いから。

ゲーム形式の中で出てくる【流れの中で武器を出せる子】はまだ数名。こういう部分の受け止め方、考え方、工夫、できっと変化してくるだろうと思う。だからトレーニングの時間のほとんどは自身と向き合わないといけない時間。早く自分の武器を探し、活かし、活かされる選手になりましょう!!