今日はナイターでエリート塾とファルコの合同練習でした!
夕方以降になると暑さも和らぎますが、涼しさがある訳でもないし夜になっても熱中症は起きるので体調管理をまずは最優先しないといけません。夏休みという特別な時間を過ごしているみんなですが、特別な時間を過ごせているでしょうか??
子供同士の会話を聞いていてもあまり普段と変わらない感じだし、もっと積極的に色々な事に挑戦する夏にしたらいいのにな・・・と思いますね。
トレーニングの中身はいつもと変わりません。
エリート塾のメンバーはいつも活動前に各自の抱負を伝えてもらうのですが、その言葉を【掘り下げよう】とも思えないです・・・。正直、対話レベルがかなり低いと感じます。
学校でも、家でも、もしかしたらありきたりな言葉だったり用意されたものだったり、感想文というような言葉しか使えていないと言うか、【自分の本心】をきちんと伝える作業はかなり苦手な子ばかりです。だから、正直な話ここを整えないとうまくなっていくとか、そういう次元にならないと思うのです。
幼稚園児などがよく【お菓子が大好きだから将来はお菓子屋さんになりたい】と言うのと正直同じレベル。と言うのも【うまくさせてください】という丸投げな感じが同じなのです。
今の小学高学年ならば【好きだからってそれに簡単になれるものじゃない】などと分かりますよね?何をするのも同じなのです。ただ、本人の気持ちが純粋なまま大きくなればその夢を叶える子だっています!だからみんなにとって今【サッカーとは?】どういう位置づけで、【どれぐらい好きなのか?】をよ〜く考えてみてほしい。
大抵の子は【うまくなりたいです!】と言いながらも実際のプレーは【頭真っ白でただがんばる】という姿勢です。
だから、もっと一回のトレーニングで何を獲得したいのか?
どうなりたいのか?何を学びたいのか?などのテーマを用意してからグランドに来ないとなかなか得るものってありませんよね。
コーチはそんなみんなが一歩進んだ時に最初の抱負についてももうちょっと対話すると思います。今は自分で言った言葉だけを認めている段階ですが、今後はその言葉の責任や具体性などをもっと考えてもらうつもりです。人が成長していくってそういう事だと思います。
中学生もそういう経験をちょっとずつ増やして今があるし、理解度も高くなっている。言葉を噛み砕いたり、自分なりの解釈をしたり、自分なりに人に伝えたりする能力はサッカーに限らずに必要な力なので大切にしてほしいと思う。
一回に対する重みや深み、全然足りないですよ。
今日という日の価値の重みが自分と子供は全く違うと思うし、だからと言って押し付けるつもりもありません。ですが、基本的な習慣だったり、家庭での関わりに関してはもうちょっと考えてほしいと思います。好きな時に、好きな事を、好きな量だけやろうとするのは理想であっても現実には起きません。それぞれの場所にルールがあり、テーマやポリシーみたいなものがあります。
そこを含めた理解をして預ける事をしてもらわないと非常に曖昧な方が多いと疑問に感じる事が多い・・・。たかが連絡一つ・・・でもね、それが人と人の【心を繋ぐ】大切なツールなんですよ。信頼とか安心感とか、そういったものはこういう事の積み重ねの上に成り立つのです。だからそれを疎かに考えている時点で【うちの子を良くしてください!】のお願いもズレているという事です。
毎日をもっと大切に。これは大人も子供も関係ありません!一人の人間が成長する為にある大切な時間を、大切だと感じて一緒に進めたら幸いです!これからもよろしくお願いします【礼】