今日のナイター練習!!
練習前の風景を何気に眺めながら色々思う事もあり・・・練習前には2年生との対話からスタートしました。チームの軸としてチームをどう動かしていくのか?のビジョンが正直なくて。。。
自分の事、個人の事しか考えれていないから先の繋がりが少ないし、それは試合形式でやった時に顕著に出てくる。その場の、その子の、個の力のみ、ってなるから、もうちょっと繋がりという面を意識しながらやってほしいと話をしました。
やっぱり、【動かせ】って言われて動くような速さでは正直ピッチの上では役に立たない。
練習の一つの中で、個人的な成長という面では動かなかった頭が動いたならば成果と言えるけど、それは個人の成果であって、チームとしては反映される力ではないという事。
この辺りに今、壁を感じている。
個の先にあるものを考えるのがサッカーだと思うし、動きの中、ボールのない時間が大切なのもサッカー。
技術はもちろん大事だし、必要だからやるけれど、やっぱりそれ以上に【考え方】が大事。
言い換えると【考え方によって技術の発揮のされ方が変わる】という事だ。つまり同じ能力を持っている人間がいるとしても、考え方で変わってくる。スピードのある選手が【自分を生かす走り方】と【仲間を生かす走り方】って違うだろうし、そういう違いが全てのプレーにおいて出てくるのです。
だからこそ、各自の考え方が一番最初に必要になる。のですが・・・・なかなか【個人の考え方】って育たない地域に住んでいるから【最初】だと思っているのに、最初にならない。このジレンマは本当に大きい。
考えがバラバラだからこそ言い合いや喧嘩が起きる。のに、それさえを【起きる前に解決という名の仲裁】で大人が止めてしまうからまともな言い合いや喧嘩をしない子が多い。そうやって【事なかれ主義】を【良い子】と評してしまうから余計にタチが悪い・・・。
おかげで中学生になってからそういう部分を【改めて】考えるから凝り固まった頭はなかなか動かない。出来上がった癖は簡単には変わらない。
当然時間が掛かる事ばかりだけど、それでも前向きにやろうとしてくれる事は救いだし、やり続けるしかないと思う。
地域の子供に関わる大人みんなの意識が【育てるって何?】という所をもっと考えないと【教える】は【育てる】じゃないという事をまずは実践してほしい。
教えるはその場凌ぎになっている事がほとんどです。その時には分からなくても、ヒントやきっかけを与えて自分で答えを出す事が育てる事だと思う。
自分なりの答え!!それが各自のベースであってほしいのに、
みんなと同じ!!が大人にとっての正解になっているような気がする。
ここから一歩を抜け出すには非常に難しいが、近くには技術やそういう考え方に特化した素晴らしいチームもたくさんあるので、そんなチームの方々にもたくさん刺激をもらって改良していきたいと思います!