今日はナイター練習でした!!

半分以上がテスト休みに入ったのですが、その中でもトレーニングに参加してくれた子もいたし、自分でそうやって時間を配分しながらやれるのは理想だと思います。本来、テスト休みなんてものは各自で決めるべきだと思っています。理解度ってそれぞれだから、各自で決めて【ここから休みます】と言えばいいものだと思う。

当然ですが、テスト勉強したくて仮に一ヶ月休んだとしたら・・・当然今度は自分がサッカーのほうで困る訳です。楽をすればそのツケは必ず回るし、そのツケから逃げ回る事も出来ますが、向き合って戦ってほしいと思います。

自分は先週、ある講座に参加をしてその時に【参加者3名での共通点を探してください】と振られた際、3人揃って浮かんだお互いの共通点の見つけ方は・・・

【好きな○○は???】という質問ばかり・・・。

その質問こそなかなか揃いません(笑) しかもその時は男女という異性でもあり、年代も違いがあり、なかなか揃わないにも関わらず大人の思考になってしまった我々は何とか見つけようと強引に探しまくってようやく一個出ただけでした(笑)

その事を今日、子供達にやらせてみると・・・

短い時間で出るわ、出るわ・・・。

みんな人間、みんな男、みんな顔があり、口がある。みたいな!

子供はこういう質問にごく自然にこうした事を考えられる柔らかさがあるのに対し、我々大人はどうしても【そんな当たり前の事】みたいな感覚で思考の中に入ってこないのです。

それだけ固くなってしまった頭で柔らかい子供達の指導をするってそら、うまくいかないと言うか・・・【押し付けメイン】になるのも無理はありませんね!

その反省を生かし、今日は子供達の感覚を探る、広げる、伸ばす、というイメージでやっていきました。

動く、動いた人の【動く先のイメージを共有する】事をメインにやっていきました。

真面目を【メイン】に育てられると、この感覚が本当に固まってしまっています。。。もちろん人間的に、人として悪い部分ではないのですがこの世間で言われる【真面目】とは【一つの正解を持つ事】みたいな所があるので、心には余裕がない訳です。

心の余裕って選択肢がある状態ですからそれが出来るようになる為には【トレーニングで鍛えるのではなく、本来持っていた部分を引き出す】というイメージでやっていこうと思っています。実際、あまり細かく言い過ぎないようにすると、子供の中でどんどん変化していったし、考えるようになった!

気を配る、目を配るのは大事だが【すぐに指摘・すぐに改善】をしてしまうと子供達の思考は止まり、大人の正解を探し、アクション(行動)は常に何かの【後出しジャンケン】になるのです。

そういうのは選手として一番通用しない思考です。自ら考え、自ら動き、自ら改善をする。

この繰り返しに意味と価値があります。

純粋なこの年代だからこそやるべき事、伝えるべき事があります。純粋な部分を大事にしながらも、次のステップへ進める準備をしていきたいと思います!