今日は平日でしたが、春休みなので北播磨リーグ戦を行う事となり、加西中学校へ行きました。

昨年度はリーグ戦自体がなくなってしまった事を考えても、延期になったとは言え、こうしてリーグ戦が出来るだけでもありがたいのに、まだまだ甘いみんなの頭の中は【ありがたみ】というものが足りません。だから雰囲気もピリっとしないままに準備し、アップし、試合を【こなす】だけの流れになっていました。

今日はありがたい事に3年生もこの時期にも関わらず応援に来てくれて、相手の人数の都合上審判までやってくれました。こんな素晴らしいサポートまで受けておきながらその背中を一番長く見てきた新3年生の今日の不甲斐なさというのはあまりにも酷かったですね。

各自のコンディションは全く問題ないし、言い訳出来る要素など一つもない。

でも、普段のトレーニングから曖昧にしている部分はもちろんピッチの上でもきちんと出ているという事。一番の課題となったのは【うまくいっていないからこそどうするの???】というアクションがなかった事。

うまくいかない=落ち込む

で終わりって最低レベルの行動。それ以下ってきっとないよ。何度も言うけど、普段のトレーニングから必死でやっていないからこういう自分が出てくるんだって事を早く気付けるかどうかだけなんだよね。

今日に関しての試合内容など全く興味がなかったし、それ以前に新3年生一人一人の心に大きな問題がありすぎる。

今の自分をもっと良いものにしようとか、うまくいかない中でも足掻くとか、【起きた結果からのアクションだけが価値】なのに、目先の結果のみにしか目がいかない視野の狭さに今日は最大級の課題をもらったという事だけが収穫と言える。

逆にバトンを渡された新2年生が躍動し、チームに活気とボールの動きにスムーズさを与えてくれた事でチームとしては勝利という結果を得られたものの・・・誰が主役にならないといけないのか??を考えれば新3年生の物足りなさは圧倒的に不満が残る結果となった。

もちろん誰だって、いつも紙一重なんです。

逆に新3年生だけのミーティングをした後のがんばりや粘り、本来の良さが出た事を見れば本当にちょっとしたきっかけ程度なんです。でも、そのきっかけを与えてもらう側でいたいの?与える側になりたいの?という所でしょう・・・。そこの意識レベルの差だと思うし、みんなが一斉に、ではないにしても今日は揃いも揃って新2年生に甘えっきりの内容でした。

新2年生が個人の武器に加え、周りとの協力にまで進んでいる事を考えれば新3年生がそこが出来ないはずもなく、と思いたいが何かがあって心がモヤモヤでもしていれば簡単に落ちるのもこの年代の心の弱さ。そんな全てをひっくるめて関わっていかないといけないだけに本当に大変な事だと思う。

だけど、それだけのやり甲斐を感じているのも事実。

終わってからのみんなの自然と行う片付けの手伝う姿勢や、物事への受け止め方。良さは山ほどある。良くなかった、というどうしようもない現実は現実。

大事なのは常に明日の自分。

どうなっているべきか?どうなっていたいのか?

コーチは言葉じゃなく、行動しか信じない。

また明日は早朝からの活動になりますが、みんながどういう姿勢で取り組めるか?を楽しみにしています!

会場提供、試合をしてくださった加西中学校の皆さんありがとうございました【礼】