今日もクラブユース大会がありました!!
昨日とは違い、今日は夕方の試合だったので朝はゆっくりだったのですがいつもとはまた勝手の違う時間帯に独特の難しさがありました。その上に今日は主将を欠く中でのゲームという事もあり、試合自体も難しくなる事は簡単に予測の出来る事でした。
とは言え、大会の勝利以上にこの日の時間の過ごし方で一人一人がまた何かを得るきっかけになる事もあるし、そういう時間になるように今日も大事に過ごすようにしました。まずは前の試合の審判を堀金コーチと担当し、アップは選手に任せて試合を迎えました。
今日の雰囲気は昨日よりは緊張感もなかったので柔らかい印象でした。
でも、逆に緩かったという事はあったし、ちょっと甘かったね!というような前半の様子でした、ちょうど良いって難しいですね!!
二日目の今日の相手は猪名川さんでした。久しぶりの試合となりましたが、毎度のごとく相手がどうこうは問題ではなくて、どれだけ自分達の事がやれるのか?各自が自分を越える意識を持てるのか?そこだけが注目点でした。
昨日、泣いていた子が今日は笑い、昨日笑っていた子が今日泣いている。。。
そんな時間を毎日過ごしています。子供の揺れ動く感情に振り回されながらも、コントロールしていかないといけません。一人一人性質は違うし、想いも違う。それを汲み取ってからこちらのお願いをする、というような形。
子供にだって大切な意思がある事を意識し、今日も新2、3年生は全員出場してもらって色々経験してもらいました。うまくいかない事だらけの中でも一つ一つ何かを変えようとしてくれるこのメンバー達に加え、今は1から10まで言われないとなかなか出来ない新1年生達もゆっくり前に進めている状態です。そういう中でも新1年生であろうが、前向きに変化しているので慌てないようにしていきます。
試合は昨日よりも攻撃に行く時間が多く、早い時間帯にチャンス、シュートで終わる機会も多かったのですが・・・それでも主将の穴を簡単に埋められるような経験値はまだなく、ピッチの中で気付かないといけない事、気付いても本当に変化させないと意味のない事になかなか頭を使えていないみんな。
ハーフタイムにコーチが掛けた言葉で明らかに後半の動きが違っていたよね?それじゃすごいのはコーチになるだけだよ。本当にすごいのはいつだってピッチでがんばっている君達なんだから、もっと自分達で何かをやる、やり続ける、変えるという事をしないとね!
今日は交代したメンバーも先発メンバーもそれぞれの良さを出しながら良い試合が出来ていましたが、サッカーの難しい所で流れが来ている時に奪いきれない、チャンスを不意にするという事が続くと・・・・失点という絵に書いたような流ればかりになってしまいました。
前半はハーフタイムに伝えた通りに【面白くない守りに入ったみんな】で後半は【自分の武器を出せた良い内容】でした。
ただ、課題は単純に試合を裁いてくれる審判に対しての印象を自分達で悪くした所。感情でものを言うから攻撃的になり、大切なものが伝わらない。結果的に相手に不快な思いをさせるだけ、という事を学んでもらいたい。審判だって人間なんだから心を持っているし、そこに対してありがたいと思う気持ちがないような乱暴な選手では先がないのと同じ。
もっと大切な部分に意識を向けないと良い思いをする余裕すらないという今のみんな。
必死?真面目?一生懸命?って言葉に頼って大切な事を感じる余裕がないようでは大会や試合という場で成長出来ないよ!
まだまだ【目先に一喜一憂】が取り除けない事がよく見えた試合でした。
対戦してくださった猪名川さん、寒い中応援してくださった保護者の方々、ありがとうございました【礼】