今日のトレーニング!!
雨天だったので、室内トレーニングを行いました。トレーニングの前には1年生に大切な話をしました。
【自分の評価は周りにいる仲間で決まる】
という事です。自分が真剣に、思い切り心を許せる仲間がどういう人間か?で自分の価値は決まるんです。マイナスを口にする傷の舐め合いをする仲間になっていないか?愚痴や言い訳は誰でも出来るんです。何かのせいにするのは簡単ですから・・・。
だから頭の中を変えていく事!それをファルコの中でやり続けてほしい話をしました。
前半のメニューは【身体を扱う】事で、後半は身体+ボールを扱う事をやりました。
夕方のスクールで、小学生にも質問をしました。
【いつから失敗をしてはいけない、したくない、失敗が怖いと思うようになったのか???】
と聞くと、子供は即答で【試合が増えてから】と言いました。確かにそうだと思います。試合が増えるとどうしてもそこに【勝ちたい大人】が増え、子供に期待を押し付け、必然的にミスを怖がる子供が出来上がっている事に気付いていますか???
こういう子供にしたのは間違いなくそこに関わる大人の責任なんです。
だから、今日は練習中に3年生に伝えた事として、
【責任感から失敗をしてはいけない自分になっている】事がプラスにははたらかない事を伝えました。そもそも過度の緊張もこのせいだと思います。
自然体が一番ベストなプレーになる。ただ、自然体をいつも出来るようにする為の努力はやっぱり必要なんです。そこを教える側が勘違いし、【がんばる努力】ばかりを定義付けするから子供はガチガチになっていくんですよ。
楽しむ事が大前提のスポーツで【笑っちゃいけない】としてしまう・・・。大人の罪はとても深いですよ。。。
それを定義付けした人からすれば、力を抜いて自然体のトレーニングを見れば、
【あんなんヘラヘラしとるだけや】となり、【楽しいだけじゃうまくならん!】という言い方をする。その人が教える方法には【ガムシャラに、一生懸命に、歯を食いしばって】なんて言葉とそのやり方【しか】出来ない事が良くない事に気付いてもらいたい。
力を入れる方法は大人はみんな教える。【がんばりなさい!!】って言葉で当たり前にしていく。でも、抜く方法は絶対に教える事はない。どの場面でも、どんな時でも、どんな事をしていても、がんばりなさい!!!で済ます。
子供がなかなか育たないのはこういう根強い環境下だからだとしみじみ思う・・・。言われた事が正しいと思い込む子供達の責任にしてはいけないのに・・・。
ボールを扱う、身体を扱う・・・そして、コーチとして子供を扱う。
全て【対象に敬意を持てるかどうか?】が大きい。自分勝手に扱おうとしてもなかなか言う事は聞いてくれないものです。
お互いの理解に尊重。扱う為にはこの心と精神が必要だと思います。
まだまだ道のりは長いですが、前向きに、コツコツやっていくしかありません!
子供達を信じてやっていきたいと思います!