今日は朝から試合を八千代グランドで行いました。

心配していた天気も何とかもってくれたし、プレーするにも暑さが全然マシな状態でした。子供達は早く集合してテキパキと準備にかかってくれるのですが・・・話をしたように4分の1しか自主的にやっていません。残りの4分の3のメンバーは誰かの後にくっついているだけだったし、自分の頭で今何をすべきか?を考えていません。一つ一つの行動を自分の判断で出来ない人間が一つ一つのプレーを判断して行うサッカーを上手にやるなんて不可能な話です。まだまだサッカー以前の所で意識レベルは停滞している状況です。もっともっと今やるべき事に真剣に向き合わないと何も残らない自分が待っていますよ・・。

今日は同じく地元の八千代中学校さんでした。

来週に総体を控えているので、今日がその為の最終準備の試合になる訳ですからしっかりと対戦相手としての役割を果たせるように全力でやりなさい!という事で2試合を行いました。

まずは最初の試合でしたが、やはり相手の様子を観ている時間帯のプレーが不正確で雑だから自分達のミスで失う場面が多かった。慌てずに試合をしたくても、最初ってなかなかそれが出来ないものだから、もっと前向きな雑さと言うか、荒いんだけど陣地を前に押し上げていくようなイメージを持ってやれるといいね。

後半にはメンバーをほぼ入れ替えてやってもらいましたが、前半メンバーと同じ事など求めていません。

一人一人の良さとか、基準とか、自分の目標や意思、そういったものをしっかり、ハッキリと出せたら良いのですが・・・そういうのもなく、周りの声に反応し、周りの声に合わせるだけのプレーなら誰でも出来てしまうんです。

自分の判断、自分の意思というものへのこだわりが普段の練習から薄いから一つの行動が遅く、一つの判断が遅く、一つのプレーが遅い。【自分なりには】という評価基準ではずっと前には進めません。周りの声を聞いて、もっと自分の基準を高めてください!

合間に紅白戦を入れて、お互いのポジション争いをやってもらったのですが、危機感はありますか?競争になっていますか?

どうせ自分は1年生やし・・・みたいな気持ちがありませんか???最初から競争の舞台にすら上がれないならトレーニングも試合も必要ありません。気が向いた時だけがんばりたいなら自分一人で公園でサッカーをしていれば良いのです。

時代がどう変わろうと、一人一人が自分の人生に全力を使う事に何一つ無駄はありません。それを先延ばししたり、手抜きしたり、遠慮したり、人のせいにしたり・・・って全て弱い人間のやる事です。

どこが相手、どんな展開であれ、君達が勝負すべき相手は常に【なりたい自分】である事をまだ理解出来ていませんね!

準備が悪く、ボールを持ったら焦る。準備の話も散々しているのですが、【僕の事じゃないから・・・】と聞き流しているのでしょう・・。

だから今日も試合が終わったら【恒例】と言ってしまうぐらいむしろ当たり前になってきた【忘れ物】が3つもありました。これで【僕はがんばってます】と言うんですから、その努力の基準がいかにしれているかが分かると思います。まだまだ底辺の底辺を彷徨っていますが、こういう地域に生まれた以上はより粘り強くやるしかないと思っています。

必ず良い選手達にしてみせます!!!その為に苦労も、悩みも、責任もいっぱい背負ってもらいます。それを越えなければ男とは言えません。表情、空気を変えるまでまだまだ時間は必要ですが、諦めずにがんばっていきたいと思います。

試合をしてくださった八千代中学校の皆さんありがとうございました【礼】