今日はナイターでファルコとエリート塾との合同練習会でした!!
今日、伝えた事として③ボール中心②身体中心①頭(イメージ、脳)中心という事。段階があります。みんなサッカーの練習=③ばかりをやってきます・・・。ここに来てから①と②の事を言われるからギャップがあるし戸惑います。
でも、試合の中で差が出てくるのは③ではなく、①や②なんです。そこを分かる大人がやはり少ないから目に見えて分かりやすい③ばかりのトレーニングになる。
うまくなっていく子の共通点は、闇雲にがんばるのではなく【自分の中のイメージと勝負している子】なんです。
他者と比べたり、比較しているうちは自分の成長は止まってしまいます。自分自身の成長を常に考えてプレーが出来る人間になってほしいと思うし、その大切さはいつも話をしていきます。
君が主役だよ、という言い方ではまだ足りなくて、【君という主役の中の脳みそが主役になるんだよ】みたいな事です。
だからファルコでは一見地味な身体の事を多く時間を割いてやりますが、その重要性は試合でも証明されているのです。
相手よりも近くに、早く、強く、という【一歩】が出るのは間違いなくこの成果なのです。ボールを触るという行為だけでは埋められない大きな価値があります。身体を動かす。思い通りに使える、というのは実はあまりいないんです。頭では分かっているけど・・・のほうが圧倒的に多いからこそ、ここの努力はしなければなりません!
成果としての実感は難しいけれど、確実に必要な事ですから根気よくやってほしいと思います。
やはり小学生は全体的に【与えられた事をこなす】という習性が身についてしまっています・・・。これは、【家・自チーム・学校】の3本柱で全てこの習慣が多いからです。
だから特に規制をかけない自由度の高いメニューをやればやる程にそこの差が大きく出ます。自らの頭、イメージで動ける子と【自由って言われても何をしていいのか分からない】という子。
これ、案外多いんですよ!関わる大人が現実味のある、目に見えた成果を【残させよう】とがんばるから子供達は言われた事しかやらないし、正解がある事しかしない。この習慣を持たせた大人の責任は大きく、とてつもなく重い事を知らないといけません。
大人が作品を完成させるのではなく、自らの作品を自分のイメージで完成させていく事。
それが【大人になっていく】という事にも繋がるはずです。この一番多感期な時にこそ、もっともっと頭の中にある感情を含めたものを使わないといけません。【良い子を演じている】事で満足しているのは周りの大人だけ。
自分自身の本当になりたい気持ちや心が納得するまでやりこめるような【好きな気持ち】がサッカーに対してありますかね???
まだみんなを観ていると軽いな〜。。。って思います。頭では分かっているのになかなか出来ない〜!!!みたいな悔しがるシーンが少なすぎますよね?成功か?ミスか?の判断しか出来ないならば努力なんてする必要ないんです。マグレ、偶然に身を任してやればいいじゃないですか、って話。
頭の中身がまだまだ幼いみんなだけど、明日からテスト休みに入りみんなの頭がまたサッカーをやりたい気持ちになれば良いと思うし、そう思わないのであればそれだけの成長しか出来ないって事でしょう。
環境はね、【あなたの意思の強さ】で決まるんですよ!!よ〜〜〜〜く覚えといてくださいね!!