今日のナイター練習!!

大会を終え、自分の立ち位置は分かったはずですよね?スタメン?交代?出れていない?それぞれの立場にいて、それぞれの思いをしたはずですよね?

【経験してからの行動】は本人の意思になります。基準は分かったのにやらない。がんばらないといけないのは分かったのにやらない。それらの意思を評価する自分の立場を考えれば悩まなくてもスタメンが決まってしまうようなチームでは戦えません。

今日は最初に1年生に話をしました。

【空気ゼロ組】という呼び方をした日曜日の言葉の意味を伝えました。コーチは大した指導力は持っていませんが、空気には敏感な自信があります。みんなの持っている空気がどういうものか?重たい、軽い、前向き、がんばっている、落ち込む、考える、などが伝わってきます。

今の1年生は【つまらない比較】と戦っている状態であると伝えました。ずっとなりたい自分の形と戦ってほしいのに、他者と比較する戦いに入るから勝手に落ち込むのです。現在地の自分がなりたかった自分だろうか???勝負するのはその答えと【今の自分との比較】なんですよ。

ミスしたら、負けたら、スタメンを外れたら、

落ち込むくせに、練習の中の一本、練習の中の勝負では負けても知らん顔をしているみんなの考え方が意味が分からないと言いました。

普段がそういう姿勢だからこそ試合でも出るのに、試合の時だけ落ち込むという習慣が自分をダメにしていく事がまだ分からないんだね〜・・・。成長させるって本当に大変だと痛感します。

言ったからと言って伝わっている訳ではないという事。

子供達は本能的に【今を凌ぐ術】を使います。適当に返事、適当に行動、適当にこなす、という成長の最大の敵となる考え方や行動を今も多くの子供がやってしまっています。

今を凌ぐのではなく、今を全力で向き合う事をしなければチームも、自分も前に進む実感を持てないままになる。気がついたら大きくなっていました、という身長みたいな成長ではなく、0.1mm伸びただけでも実感を持てるような成長をしなければいけないのです。

経験を【思い出】にしてしまう事は本当にもったいない話。

ファルコで楽しかったね、面白かったね、で終わってほしくない。しんどかったけど、とか辛かったけど、という経験もきちんと味わい、乗り越えたという終わり方を迎えてほしい。

まだまだうちはひよっこだらけですが、いつか鳥になって大きく羽ばたいてくれる事を願っています!!がんばろう!!