今日は昼間のトレーニング!!

週末はゆっくりとした時間が確保出来るので、子供達ともゆっくり向き合う事が出来ます。一週間の変化や成長を確認しながらその成果をまたみんなに伝えるという作業をします。

練習前には1年生とわりと厳しい話をしました。ある程度までの変化は早いけど、そこから先は意識をかなり変えないと難しいよ、という現実。先週大会の初日でしたが1年生は誰もピッチに立てませんでした。その反省も踏まえ、この一週間で何をやるべきか?言い訳ばかりしていないで本気で向き合ってほしいという強い要望を話しました。

そこからのトレーニング。

全体には3年生最後の公式戦、明日は前の試合の審判の為アップには帯同出来ないし、みんなでやるしかない!だから今日大切な事を伝えておく、という事で話をしました。

1,2年生には3年生への感謝の気持ちを、3年生は親への感謝の気持ちを全てピッチの中で出し切ってほしいという事を話しました。試合前だからと言って特別な事をやるのではなく、いつもやっている事をより細かくこだわりながら、という事でやっていきました。

相手のあるスポーツだから、自分達の準備や形をいくらやっても、相手によって変化させなければ結局1試合を通して戦う事は出来ません。

相手に応じて自分達の考えや仲間との繋がり、信頼関係で勝負していくしかありません。我々はエリート集団ではないし、技術が飛び抜けて優れた訳でもない。身体的に恵まれた子もいないし、やっぱり泥臭く、そして心を込めて精一杯やるしか他にないと考えます。

上手に戦う戦術を教えられる方もいるだろうけど、自分はその分野は得意じゃないし、苦手な事を無理にやろうとして子供達との変な心の距離が出来るよりも、自分に出来る精一杯の部分で勝負しようと思います。

とは言え、大会だから、公式戦だから、じゃなくて明日も、今日も、昨日も、全て自分にとって大切な時間である事に変わりないという事です。

だから難しく考えるのではなく、あるべき姿を精一杯出し切る事だけを考えればいいと思う。新しく何かが出来る訳じゃないけれど、みんなの心が繋がれば素晴らしい何かが生まれる事はある。大会の面白さはそこにあると思っているので、そこを楽しみにしたいと思っています。

今日は最後の紅白戦も、ランダムにチームを組んで各自にチャンスを平等に与えてみました。その中でどんな気持ちでプレーをし、どんな気持ちで向き合えるか?を確認しました。

なかなか良いテンションだったと思うし、力みはなかなか取れないけれど、前向きな姿勢は十分に感じとれました。

最後にも少し話をしたけど、明日は最後の最後までみんながこのチームで良かったと、自分のサッカーが出来たと胸を張れるようにがんばろうという事を伝えました。どういう結果が待っているか?は分かりませんが、どんな君達であろうと自分にとっては一人一人が誇りです!!自信を持って戦い抜いてください!!

ベンチからもみんなの力を引き出せるように精一杯がんばりたいと思います!