昨日の午後は3年生のファルコでのラストゲームとなる時間を三木高校さんにお世話になり行いました。
夏の高円宮杯、秋の秋季大会を経て、一旦の全体活動に区切りをつけたのですがタイミングのご縁もあって一つ上の高校生との対戦が出来る事になったのでここで再び3年生が集まって試合を行う事が出来ました。この試合当日まで全員が揃ってはいなかったし、コンディション等の差は色々あったと思います。でも、逆に【この日だけは・・・】と準備をしてくれた事もあり、元気に1ゲームを3年生で戦う事が出来ました。
とは言っても一つ上のカテゴリーにそんな自分達の都合だけでうまくいくはずもなく・・・(笑)
試合では一歩が出ない、半歩が出ない、という積み重ねがしっかりと失点を招き、粉々にやられました(笑)
でも、3年生らしく最後までみんなが果敢にサッカーをしてくれた事や心が折れる事もなかったし、そういう空気でやりきれる一つの形が本物である事は証明してくれました。もちろん3年生の時間は大切だけど、そこに参加している1,2年生にも今日という日を目一杯大事にしてほしいと話をしたし、基準の甘さやチームで改善していくべき空気の話はしっかりと行いました。
試合は30分を3本行い、最初の1ゲームは2,3年生で、残りの30分は1年生がメインの形になりました。
2,3年生の練習不足からの噛み合わせの悪さがポツポツと出ている中で、それを見逃さない素晴らしいカウンターを何度も喰らい、相手の良い状態での仕掛けには対応が遠く、遅くなり、失点する形になりました。ただ、その相手に対しても自分達の良さの部分では通用していた事や、各自の武器の出すタイミングの修正によってピンチからチャンスに変える事が出来たりという自信はついたとも思います。一人の武器や特徴はどんどん磨いていきましょう!!
1年生メインのチームには【心を使ってサッカーしよう!】という事で取り組んでもらいました。
いつもよりは強い気持ちで取り組めていたし、覚悟は見えました。ただ、常に伝えている【僕なりにはがんばっている】という基準をまだ越えられない子もいます。それは当然でもあるし、この経験を繰り返し自身の殻、限界だと思ってきた基準を越えてくれれば、と思うし、そのきっかけにはなったと思います。
三木高校の金先生にも最後の1本が良かったですね、とお声掛けいただいたように1年生という組織での一番下のメンバーが変わればやはりチームという組織全体のレベルアップになると思います。精一杯やったからこそ終わってからの清々しい空気、楽しい雰囲気になった事、これも大きな経験だと思います。
3年生はすごく心の優しい、温かい子が揃いました。
だからこそ1,2年生がそこに包まれながら自分の良さを前面に出せたと思います。逆に3年生が抜けたこの一ヶ月で自分達の弱さや頼ってきた部分が露骨に出た事で、3年生のありがたみも分かったと思う。ワガママでも、3年生が受け入れてきてくれた事、関わらなくても運営が進んできた事、今後はそれを1,2年生の力で変えていかないといけないし、3年生の存在感を忘れられるぐらいに一人一人が成長してほしいと思う。
今の1,2年生は3年生とは違う良さを持っているので、その中の一人一人の良さを引き出す為の時間がまだ今日から始まるし、その楽しみを持って苦しみも共有していきたいと思います。
準備から試合、片付けまで丁寧に行ってくださった三木高校の皆さん、本当にありがとうございました【礼】
また送迎、応援してくださった保護者の方々、夜も長くお付き合いくださり(笑)、本当にありがとうございました【礼】