今日はナイター練習でした!!
火曜日の雨を境に一気に気温が下がり、冬の到来といった感じでグランドはかなり冷え込みました!まだテスト休みが多いので今日は人数は少なかったのですが、それでも参加してくれる一人一人が意味のある、価値のある時間となるように自分は個別の成果を心がけました。
かなり寒さがあったので、しっかりと身体を温めないと怪我の元になります。全体でやるのも良いですが、練習前の時間にゲームをしていたのでそのゲームに参加していなかった二人と一緒にボールを触って遊びました。小学生の拓郎くん、かなり身体が使える成果が出ていたし、1年生の謙心くんも同じで良い身体の使い方が見えました。
しかし、二人の共通点は技術はあっても【使いこなすメンタル】が課題です。
謙心くんはファルコでずっと関われるから自信が持てないもう一歩を乗り越えたら、という所まで来ているので爆発する日も近いと感じています。ただ、小学生の拓郎くんに関しては自分が普段は関われない所での取り組みが【言われる事への真面目】をやっているからどうしても硬さが取れない・・・。教える側、関わる側の大人がそういう真面目を推奨しているから余計です・・・。
こういう違うカテゴリーに入って通用しないのは決して身体能力だけではないという事なんです。むしろ、その部分よりも【自らが考える・学ぶ力】のほうが圧倒的に大きいのです。
今日も練習中に1年生には何度も話をしたけど、それは【自分の頭で考えて、心を使ってチャレンジしなさい】というような事。
失敗とか、そんなものはどうでも良くて、それ以前に【何をやりたかったのか?】がもっと明確じゃないと見た目だけの成功をどうしても求めてしまう・・・。
分かりやすいのは【リフティング】です。小学校でも大半は【落とさず回数が多かったらうまい】と未だに思われているけれど、そんなの試合でやりますか???って話。サッカーの練習で取り入れているのに、サッカーに関係ない【ボールと落とさない技術】を増やしても無意味だって事です。そうではなく、色々な箇所で触れるとか、動きながらとか、回転を意図的にかけるとか、止めるとか、そういう事を考えてやれるかどうか?で練習の中身は決まるんです。
この理屈を知らない大人がトレーニング中にリフティングを入れると、
【はい!落とさずに100回】
みたいな事だけになる。同じ足、同じ箇所だけで100回出来ても試合でのプレーにはほぼほぼ関係ありませんからね・・・。こういう一つのメニューに対して一人一人が意味を考えて取り組む事にチームと個人の未来がある訳です。
人数が少ないから、とかうまくないから、なんてトレーニングをする、という意味では全く関係ないのです。その人数に合った事をやればいいし、自分に合った強度やレベルでやれば良いのです。
人から言われた事はほとんど残らないが、自ら得たものは忘れない。
という話を聞いた事があるし、自分の経験を振り返ってもそう思う。
自分がグランドに来ている意味、
立っている意味、
ボールを触る意味、
仲間がいる意味、
サッカーをやる意味、
好きな事をやっているという意味
それらを考え、自分の心を整えればもっともっと毎回得るものが多いはずなんです。与えられるものを待つから収穫が減る。自分の意思で、気持ちで、考えで行動する習慣を持って、全員が今日得られたものを残していけるようにがんばろう!!