今日は朝から久しぶりにホームグランドでのトレーニングマッチでした!!
昨夜のポイントをどけられていたので(笑)、また1から探すのにちょっと苦労しましたが、それでも2年生を中心に準備をテキパキと進めてくれて、1年生は当たり前ですが【練習の時でも自分からやっている子はやっている】という構図でした。もちろん自分から行くという行動には勇気が必要だし、自分にとってすごく難しい事だと思う。でも、今やっておかないとずっとやらない、やれないままズルズルいってしまう事。仲間がいて、その仲間と同じ気持ちのレベルでがんばれる今を逃したら本当に先で後悔する事になります。
どうかこのファルコの活動の中で自分の勇気を出してほしいと思います!キーパーが濃厚接触者になって休みだったので対戦相手のバサラ須磨さんに無理を言ってキーパーをお借りしました。
贅沢にも、前半と後半と違うキーパーを貸していただき、また良いプレーで助けてもらうなどチームとしても本当にありがたかったです。
スタメンにはようやく1年生が一人食い込みました。練習から強い気持ちをしっかりと出している姿勢そのものもありますが、強い気持ちで言ってる分、当然2年生からも求められるし、そこに応えるだけの器量と技術もしっかりしてきたので今日はスタメンでがんばってもらい、しっかりとゴールという形で結果を残したのは素晴らしい成果でした。また攻守の切り替えも1年生の中では今、群を抜いて早くやれている事もメンバーに選んだ一つです。
2年生メンバーは日頃練習している球際の強さや譲らない気持ちの部分で成果はたくさん出ていたと思います。局面での負けは絶対に許さない、認めない、という気持ちがプレーにも出ていて非常に良いサッカーを出せていました。
中盤よりも前の選手が守備意識を高く持って前から【プレッシャーを掛ける】以上に、【奪う!】という気持ちでやれていた事で後ろの選手が良い意味で楽が出来たし、負担を軽減出来ていた。2年生は各自の基準が高くなっているからこちらがとやかく言わなくても自分達である程度分かっている。だから修正をするし、改善をする。
後半や2試合目には1年生を出しましたが試合途中で話をしたように、【うちのチームにはAチームもBチームもないのに、それを作っているとすれば君達の弱い意識だ】という話をしました。その話の通りに1年生はなかなか自分自身の弱さと本気で向き合っていないから相手との戦い以前の部分でまだまだ足りないと感じる。
試合は2試合を行ったのですが、相手どうこうよりもチーム内に生まれている差の部分が大きな課題として改めて出てきました。
【僕は関係ない】
と思ってしまう1年生と、
【今自分に出来る事】
をやろうとする2年生と。
プレーの幅も、考え方も違うのは圧倒的な差でした。サッカーって1プレーで流れが一気に変わるスポーツだから、一つのミスや軽いプレーによって流れを悪くする事は多々あります。
そういうのもひっくるめてサッカーの魅力とも言える。
だから、自分にとって守備は苦手、ヘディングが苦手、走るのが苦手、キックが苦手、と2年生にだってそれぞれの悩みがあったのに、それぞれがその課題と逃げる事なく向き合って克服しているから強さがあります。
1年生はそのうまくいかない時に【一旦落ち込む】という時間を入れるから余計に変化が遅い。良い意味で割り切って、吹っ切れて成功するまでやり続けるような器量がないとなかなか成功の道は切り開けない。
チームの課題、個の課題がハッキリ見えたし、試合後の交流も含めて個人の良さもたくさん見えたゲームでした。良い相手からは良い課題や収穫が見つかるものです。またチームとしても、個人としても高めていけるようにがんばりましょう!!
対戦、キーパーを貸してくださったバサラ須磨さん、ありがとうございました【礼】