今日のナイター練習!!
冬休みも明けてまたゆっくり積み重ねをしていきたいと思っています。週末には試合をたくさん経験した中でがんばっているのに・・・というプレーが多々あると思う。ミスしようと思ってミスする選手はいない。だけど、実際にはミスになっているのが現実。その現実を改善していく為の練習という時間。
だから練習の時間にそういった気持ちや考えを持って取り組めていない選手に改善の余地はない。そうすればまた試合で同じミスをする。それこそが悪循環なのです。正しい改善をしていく為の正しい経験はしている訳で、後は当の本人の受け止め方で決まります。
動く身体にするという事。それがいかに大変で難しいか?です!
そこをどうか分かってほしい。自覚をしてほしい。みんなが普段動かしている動作のほぼ全てが考えずに与えられたもの。もしくは無意識に習得したもの。だから今後も考えずにやっている事は全部これまでの自分でしかないからミスは一向に減らないだろう。
ただ、ここで意識を積み重ねいく事できっと変化が出てくるし、その変化は一回一回は目に見えないが、大きな差になって出てくるに違いありません!それはこれまでの選手からも学ばせてもらっているので間違いないです。
サッカーに関しては時代の変化もありますが、【やるからには教えたい大人】と【与えられる事に慣れている子供】とがマッチしてしまい、本当に【癖】でサッカーをしてしまう。
自分達の時代は情報がなかった分、自分で考える【しか】選択肢がなかった。物事は全て良い部分と悪い部分で出来ている。今の時代はたくさんの情報があり、多くのプレーや上手さを見る事が出来て身近に感じられる反面、考えるという行為が極端に減った。真似だけしていれば良い、になり言わばサーカスのような曲芸をする事がうまさと勘違いされたものとして出来上がってきている。
自分の身体という何をするのも、最も基本となるものへの関心がほとんどない。。。
その結果、【うまい】と【下手な子】の二極化になり、トレセンたるものはほとんどが同じような子が揃ってしまうという現象が起きている。
身体や気持ちの部分は時代が変わろうが絶対に個別にバラバラであるもの。
そんなバラバラが良さであり、個性なのに、【みんな同じ】を作ろうとする。同じようにがんばり、同じように悔しがり、同じように声を出し、同じように成長をする・・・ってね。
ありえない事なのに、これを違和感と感じる大人が教える側に少ない(むしろ、それが正しいとすら感じている人がいる)。個性がある中での【発揮の仕方】を教えたり一緒に考えられたら良いのですが、【個性よりもチームプレー】なんて言葉でコーチが決めた事をやらせる形がとにかく多い。
だからうちは一人一人の個性を大切に考え、がんばるタイミングや殻を破るタイミングもバラバラなので、なかなかチームとしての最高の形に持っていくには3年間全てを費やすぐらいになってしまうけど、先を考えればこの3年間で気付くなら十分に早いと思うので、大事にしていきたい!
武器は試合で出るようになっているが、武器じゃない部分は何をやっても良いって訳にはいかないのがサッカー。チームの為に、仲間の為に、貢献出来る様々な特徴を身に付けて、試合を通してボールを触っていない時間も役立てる選手になっていきましょう!