今日は朝から北播磨リーグの開幕戦でした!!
何事も最初の試合というものは新鮮な気持ちだし、ワクワクするものです!ただ、今日に関してはワクワクよりも道が凍っていて試合自体どうなるか分からない中での試合だったのでワクワクとかよりもヒヤヒヤでした(笑) 運転もかなり気を遣ったのですが、みんなも安全に来てくださり試合を迎えられました。
開幕の今日は社中学校会場で相手も社中学校さんでした。早朝から雪のグランドの中での準備、運営、大変だったと思うけどしっかりとやってくださり試合が出来た事を何より感謝したいと思います。
アップの時間で、雪が少し溶け始めたものの、やっぱり試合の時間もまだ雪の影響はあり、グランドはアスファルトの上みたいな感じで、硬いし滑るし・・・という状況でした。
が、当然状況は相手も同じだし言い訳には出来ない所なのでいつもの2年生らしくがんばろうという事を話しました。このピッチはもうみんなの力で良くする事は出来ないし、後は自分達の空気を作ってやるだけ、という話をして元気な2年生で思い切りやろう!という事で送り出しました。
今日のスタメンはキーパーの土田くん以外は全て2年生で開始しました。その意味と意図を出れていない1年生に問いかけましたが、全然答えは出ず・・・。
今の2年生は心から信頼しているので、試合が開始すれば彼等の時間です。
だからみんなを応援するだけだし、基本的には見守るだけにしています。それよりも【FC FALCO】としての成長は1年生にかかっている事を話して、1年生からも対話の中でお互いが納得いけば試合に出る機会は必ず与える事も伝えました。
ですが、考えているけど考えていない、言うと難しいのですが考えるアクションはしているけど、心から、心を使っては考えていない、という形。悩んでいるようで、心からは悩んでいない。自分達がいかに恵まれた環境の中にいるのか?!も認識していないし、サッカーを通して心を使った時間を過ごしていないから上辺ばかりの答え、行動になっているという事です。
うまくなるという事の本質が未だに見えていないようです。。。
こういう話を本当は少年サッカーを預かる指導者としていきたいのです。
教える、がどうしても取り除けない指導者の方々は押し付けている事に気付かず、こうして【考える機会を与えてもらえない選手】を作り上げているのです・・・。試合日程を組んでもらい、時間を教えてもらい、弁当を作ってもらい、アップをしてもらい、メンバーを発表してもらい、交代時間やタイミングを伝えてもらい、与えられた時間をこなす・・・の繰り返し・・・。
そら、考えないですよね??自らの意思がなくても状況は動くのですから。
自分は練習試合だから平等に、みんな同じだけ、って使い方は結局選手に失礼だからやるつもりはありません!同じお金払っているんだから?同じように扱って??それは絶対にありえないのです。選手一人一人がバラバラの個性があり、技量があり、器量がある。それに対して全て平等など逆に不信感を持たないといけないのに、【一緒】に安心してしまうこの地域の感覚のマヒが一番の悪なのかもしれません・・・。
試合はしっかりと違いを見せた2年生メンバーは相手を圧倒し、ゴール前に張り付かせる事にも成功。
開始からどんどんいけたみんなが試合を支配し、試合を決めた。
ただ、後半はコーチが良い空気だと判断したら1年生を投入していく話をハーフタイムにしたけど、後半は思うように空気が変わらず停滞気味に終了した。前半の圧倒的な貯金によって勝利自体はものにしたけど、チーム、組織としては物足りない結果となりました。
個の成長、個のチャレンジ、そこは大きな成果があった2年生達と、最後の最後で少し変化のきっかけがあった1年生。チームはまだまだこれからですね!!伸びしろしかない今のファルコがどんどん良くなっていくように自分も精進していきます!!
会場運営、試合をしてくださった社中学校さん、ありがとうございました【礼】