これもサッカー!これもサッカー!!北播磨リーグ!

今日は朝から三木の緑が丘中学校さんでのリーグ戦の2試合目でした。

天気もどうにかもってくれたし、試合が出来た事はありがたいし、試合までに会場である緑が丘中学校さんが、自分達の試合を後回しにして準備だけして先に試合をさせてくださるという環境と気遣いには感謝しかありません。

そういう色々な方々の気遣いや協力があってこそ出来る大好きなサッカー!!今一度、出来る事を当たり前と思わずに好きな事を思い切りやれる事に感謝の気持ちを持ってほしいと思います。リーグ戦と言えど大切な一日。練習でも、試合でも、引退を迎える日でも、全てが同じ価値です。要はその一日をどれだけの素晴らしい価値に出来るか?はみんなにかかっているので、是非とも後悔の少ないやりきった日々を過ごしましょう!!

ここ数日・・・。

ちょっとコーチの中での色々な懸念材料がありました。1年生の押し上げ、底上げみたいなものは感じている一方で、2年生がちょっと停滞している空気を感じていました。

自分達は出来る!という自信は素晴らしいものですが、自信って毎日持っているとしたらそれはすでに過信になっているという事です。トップアスリートって常に不安を抱えながらやっている人ばかりだし、今日スタメンに抜擢した1年生も、常に危機感と緊張感を持ってがむしゃらにやっているからこそ良い成果が出るという事もあるのです。つまり、【いつも通り】の平常心は試合をやる上で必要なのですが、【俺は出来る】と思い込み過ぎるのは危険な状態とも言えるし、そういう勘違いした部分が今日の試合でしっかりと教えてもらえる結果となりました。

今日の相手は自由が丘中学校さんでした!

個人能力に加え、チームとしても落ち着いてボールを動かせるチームでした。ただ、部活特有の【精神面の脆さ】はやっぱりあったし、そこは試合を通して言えるものだったし、後の審判をした試合でも、やっぱり選手個人個人の心の部分はかなり気になったし、そこに見守る大人がどう思っているのだろうか???と思う部分が非常に強い一日となりました。

自分達は出来ている、という意味ではなく常に自分達もそこと向き合う事をやっているし、こだわろうという話をしている中で目先のプレーの成功、勝敗の行方ばかりが気になる声掛けばかりだし、この年代に何を伝えなければいけないか?を改めて強く考える時間となりました。

試合は3本のシュートを打たれ3失点しました(笑) 驚異的な確率です!(笑)

ですが、その3本はやられるべくしてやられたし、選手同士の気付きの速度、改善の速度、やってみる勇気、が3本やられてからだったのは・・・ちょっと遅いなぁ〜〜・・・とベンチにいるメンバーと話をしていましたが、これも中学生!これもファルコ!!もっと言えば、それが【自身の指導力のなさ】です!

一つ噛み合わないとやっぱり大きな代償を払うのがサッカーの面白さでもある。

3発やられたけど、3発取り返したみんなの内面の成長は大きかったと言える。苦手な事じゃなく、得意な事で勝負をしよう!内面、心の強さでは圧倒的に勝っているんだから試合も絶対にひっくり返せるという事だけハーフタイムに伝えました。

一人一人の子供に、何を伝えるべきか?常に考えます。スタメンに掛ける言葉。スタメンのうまくいってる子、うまくいっていない子、スタメンにギリギリ入れなかった子、スタメンには現時点遠い子、その現状を悔しがっている子、出たがっている子、勝ちたい子、自分と向き合うべき子・・・同じ一日の時間を過ごしても立場は違うし、中身も違うという事を大人が理解しなければならない。一律に、全体に、ミーティングという名目だけで伝えようとしてもきっと伝わらない。大人は言った事で責任を果たしたつもりだが、本当は伝わっていない子供は自分の伝え方が悪いという考え方をしなければならない。

そういう事を今日もずっと考えていると、リーグ戦に出ていないメンバーで2試合目を戦い、相手はリーグ戦メンバーだったにも関わらず圧倒出来た事。一人一人、しっかりと育っている事。だけど、争うべきは相手ではなく、自分自身である事を再確認してもらう意味でも、他の中学校の都合により試合時間が短くなったので、最後に会場に無理を言って紅白戦をさせてもらいました。

今日の1試合目のメンバーと2試合目のメンバーでの試合。

お互いにガチンコでやってもらいましたが、大きな差が出ましたね!

君達が少年サッカー時代から言ってきた【集中!軽い!足だけで行くな!負けるな!がんばれ!サボるな!】等々の【適当な精神論】だけでは埋まらない差がハッキリ見えたと思う。

気持ちでは絶対に負けていない!のに、サッカーでは圧倒されたのはどうしてか?ここに気付く人間は自分を変えられる人間。

価値あるゲームが出来た事は良かったね!紅白戦であれ、大きな気付きがあるという事はもちろんだけど、【普段の練習からそこの大切さには気付けるはず】という事です。

たかが練習・・・試合のほうが大事、なんて思った時点でもう成長する機会を失っているのと同じ。

まだまだ自分達は最底辺にいると思って、ずっとずっと上を見て、上を目指してがんばりましょう!!

今日も早朝からの会場提供をしてくださった緑が丘中学校さん、対戦してくださった自由が丘中学校さん、ありがとうございました【礼】

そしてたくさんの応援に駆けつけてくださった保護者の方々、ありがとうございました【礼】