今日は練習と紅白戦をやる予定でしたが、昨日からの雨によりグランドが使えなかったので、室内トレーニングに切り替えました。
ファルコとしては平日のトレーニングは101%でやろう!!という風なイメージで取り組んでいます(だから1年生のうちはかなりきついと感じるはずです)。
そして週末はその平日の成果を自分で確かめる為の時間にしたいと考えています。
なので、週末のトレーニングの時間は平日とは様子は全く違います。
一人一人の良さや長所を出来る限り引き出していく為の時間にしたいのです。だから対話の時間は自然と増えるし、各自が自分と向き合う時間になります。
今日も半日のトレーニングで恐ろしい程の成果が出たし、卒業させた少年団のコーチ方にも見てほしい風景でした。
こちらが用意したのではなく、子供達自身で作り上げた設定。
心を込めて各自が向き合っている姿は本当のトレーニングに見えました。
大切な事は最初の1時間の中で伝えました。そこからの創意工夫は各自の中にあるもの、仲間同士で創りあげるものという事で見守りましたが、なかなか素晴らしいものが生まれました。
自分はスポーツというものが本来こうあるべきだと思っています。
ほとんどの人間がスポーツを始めたからと言ってプロになる事はありません。でも、みんなが間違いなく社会の中で生きていく事実は変わりません。その社会をどのように生きていくのか?の大切な事を学んでくれています。一人一人の内面、思考、行動、発言、色々な部分から溢れてきていました。
目の前に映る光景はまさしく【自分がやりたいスポーツクラブの形】でした。
そこに存在する一人一人がそれを作ってくれている事。そこに関わる家庭の環境も組み込まれている事。そんな濃い話まで今日は2年生の数名とする事が出来ました。試合に出る、出ない、スタメン、勝利、そういった目の見える事も大事ですが、目では見えないものの大切な部分を伝え、最終的には1年生に関わって伝える側として行動してくれました。
大切なものは目に映りにくいものです。
だからこそ美しく価値が高いものだと思います。
悩むのではなく考える事。みんなに出来る事。
一人一人の【色】が集まり【彩】になる。ファルコはそういうチームです!
同じ色???つまらないでしょ???
みんなの創りあげた空気がそう言ってくれていました。
毎日ありがとう!!