昨日、4月に入学してきたばかりの1年生が企画・運営する
「貧困問題について考えるワークショップ」第1段を開催しました!
放課後にもかかわらず25名ほどの参加があり、
みんな熱心にゲスト講演を聞き、また、積極的に質問もしていました。
良い雰囲気でしたね。
ゲストは、ぼくと同郷の先輩で、釜ケ崎にどっぷりつかった実践&研究のスペシャリスト!?です。日頃からお世話になりっぱなしで恐縮です。
釜ヶ崎の移り変わりをお話していただき、
労働者のまちから福祉のまちへと変貌する
成り行きが実践者として、そして、研究者として明確にとらえられていて
実に良いお話でした。
やはり話題になるのは、社会起業ということですが、
本当に微妙な世界です。
対象者がホームレスや障害者などのマイノリティであれば
社会起業ないし社会的企業という錯覚は危険です。
貧困をビジネスの手法で解決する!
というのも一歩間違えればいわゆる貧困ビジネスになってしまいます。
良い実践をどのように見つけるのか・・・
課題解決に向けて、
理念や価値、当事者の参加、そして稼いだお金をどのように
循環させるかが問われるのだと思います。
社会起業家になりたい人!というより、社会課題を解決したい人
この人みたいになりたい!ではなく、この人とともに戦いたい!
という勢いに変われば、何かが動き出すかもしれません。
まあ、これからはさぼらず、
このような学生企画のワークショップや学科主催の企画についても
ブログを通してお知らせしていきます!
今日はこの辺で!
KK