若年発症の方たちとスリーAのゲーム

若年発症の方たちと大笑い

宇治には年代に関係なく、認知症を発症された方の会があります。「認知症友の会」という名前です。

主宰者、吉田照美さんは、当NPO法人の総会を半年まえに行った時に、認知症のお父さんと、小学2年生のお子さんと3人で出席されて、介護者としての話と患者本人でおられるお父様も発言してくださいました。
この10月に偶然再会しまして、私も「認知症友の会」に入会しました。
この「友の会」では毎月1回のつどいのほかにも活動をしておられます。

去る10月4日に府立洛南病院の森俊夫先生の講演会「認知症とは?」を開催。
11月15日には精神保健福祉相談員の山内陽子さんの講演会「認知症になったら」を開催。
12月13日には「認知症患者さんとご家族のストレスケア」というテーマで講演会。
それとは別に毎月1回のつどいや、遠方への出張もしておられます。ご自身も大変でしょうに、已むにやまれぬ思いで会活動をしておられるのだなあと、推察しています。

総会の時から吉田さんは、「認知症友の会」の集まりに、スリーAの重度化予防ゲームをしてほしいと思われたそうです。

早速、11月1日の「友の会」に、仲間の原口と私の二人で参加して、本人さん・ご家族たちに、スリーAの悪化予防・引戻しゲームを楽しんで頂きました。

本人さんたちは皆さん告知を受けておられますので、認知症という言葉は禁句ではありません。皆さん仲間同士なので、大らかに病気を受容しておられるように明るいのです。
原口のゲームリードは大成功でした。本人さんもご家族もハツラツと大笑いしてくださいました。スリーAのゲームは本当に楽しいのです。

来月は先約があって残念ながら参加できませんが、1月からは毎月うかがうことになりました。
私たちも伺うのをとても楽しみにしています。(高林実結樹)