2010年1月27日 兵庫県川西市清和台第二自治会館 13:30〜15:00

清和台地区福祉委員会主催で、一般の自治会員を対象にスリーA認知症予防体験教室が開かれました。

今日は、認知症予防ケアグループきららさんの人手が足らないので、スタッフでお手伝いのつもりが、代表向井さんのピンチヒッターで、講演部分を私が話すことになりました。

JR川西池田から阪急バスで30分…川沿いをしばらく走り、小旅行の気分でした。川から離れると立派な住宅地! 清和台第二自治会館の前には、防災倉庫、用具入れ、小さなパトロール車もある会館でした。自治会は15000軒、自治会館は第一から第五まで5会館もあるという大きな組織の自治会です。会長は二年交代ですが、とてもよい雰囲気で組織されているそうです。

12月に「ふれあいサロンにスリーA方式認知症予防ゲームを取り入れよう!」に参加された福祉役員の方々が、「ようこそ、京都から〜」と迎えてくださいました。

清和台自治会は、福祉への取組みが力強いと聞いていましたので、楽しみでした。福祉部門での講演会を、年に2,3回開催されていて、12月の会がとても楽しかったので、今回お願いしましたとのこと。ただ、今日の参加者数は30人くらいかしら?少なかったら、役員総出で参加します、などと謙虚に仰っていましたが、開始時刻前には、50名を越し、最終的には70名の賑わいでした。

私は、増田先生が何故スリーAを立ち上げられたか?、スリーAの合宿型時代の話、引き戻されたお坊さんのお話、折り梅のモデルの話、通所の予防教室の話、研修会の話、優しさのシャワーについて、母の話などで、あっという間に30分!
皆さん熱心に、頷きながら、聞いてくださっていましたが 優しさのシャワーの一端を伝えられたかどうか、言葉足らずだったと心配しています。

ゲームは、人数が多いと、一つのゲームにも時間がかかるので、机での脳リハビリ、頭文字ゲーム、広告パズルは、講演の続きで、解説をして、そこまでを私が担当しました。

次は、大きな大きな変形の輪になりましたが、お隣の膝頭がくっつく良い塩梅でした。そこからは、ケアグループ荒井さんのリードで、指運動(1~10、数え歌)、グーパー体操、かたつむり、茶壷、グーチョキパー、リズム(2・3・4)、ドジョウさんゲーム。最後は、ジャンケンゲームを鈴木さんがリード。合間に解説を入れました。リズムの途中から、向井さんも来られて、最後のご挨拶をしていただきました。

大人数でしたのに、皆さん大いに笑っていただき、「また来てね!」「とても楽しい会でした!」と興奮しながら帰っていかれた様子に、スリーA方式のサロンが根付くようにと大いに期待をしています。
リーダーを務めた、ケアグループの荒井さんと鈴木さんは、緊張したと言いながら、良いリードをされていて、頼もしく感じました。
(福井恵子)