ぶんきょうサテキャン大久保教室

地元の学区福祉委員会の催しで、認知症予防スリーAゲームの紹介をさせていただいたあと、有志の方たちと小さな勉強会を“毎月2回”の目標で開催するようになって、一年になります。

最初から、ゲームのリードができるように目指して…、とお願いをしてきました。
それが実現することを願ってはいても、本当に実現するかどうか、判らないままずっと続けています。
毎回参加してくださる方、体調を崩された方、新しい顔ぶれが増えたり、グループホームの方が買い物ついでに参加されたり、といつも新鮮な気分で小さな勉強会が続いてきました。

2010年3月21日、お彼岸の今日の教室で、はからずも嬉しい話を聞きました。ほとんど皆勤の方が、ふっと、
「他の会で、スリーAの予防ゲームを少しだけれどもやっています…」
と話されたのです。私は「ヤッタ〜」と、内心で誰にも聞こえない叫びをあげました。
一年かかりましたが「地元に定着」の第一歩がまさに実現です。

今日はじめて参加された別の方は、地元の老人会「喜老会」の方でした。「喜老会の集まりに来てもらえるか」と打診してくださいました。
「ご近所ですもの、もちろん喜んで伺いますわ」
とお受けしました。

小さなスペースの教室で、10人を超える日もあり、今日は少数で6人の輪でしたが、一度も気を抜かないで、スリーAの予防ゲームを続けて来て、ヨカッタ〜としみじみ思える嬉しい日でした。

本格的な教室に限らず、サロンでも小さな集まりでもスリーAの予防ゲームを活用してほしい。このような小さな勉強会でも、大勢参加される講習会でも、私がお話することは同じで、誰にでもスリーAの真価を知っていただきたいのです。その思いが冷める事はありません。

会場を無料で地域に開放してくださっている京都文教大学のHPにも、教室の様子が写真入りで紹介されたことがあります。
京都文教大学に感謝です。地域福祉に貢献していただいています。

(高林実結樹)