認知症予防ゲーム 笑いの効用を生かそう

大人があんなに大笑い をするのって中々ない

認知症予防ケアグループきらら様が、今年も「ふれあいサロンリーダー養成講座(仮称)」を9月に計画しておられます。社会福祉協議会さまとの共催が決まったと聞きました。

市内には「ふれあいサロン」が14箇所あり、各々3名参加させたいと希望されて、42名の受講者が集えて、ゲームの実技で全員がひとつの輪に坐れる部屋を条件とされました。その会場が決まったと下見の日に同行させていただきました。

その時にお聞きした事務長様のお話をお伝えします。
前回は「ふれあいサロン役員研修会」が行われたのでしたが、その時に体験していただいた認知症予防ゲームが

「楽しくて、「一度やめましょう〜」と何度も言うが、賑やかすぎて 伝わらず、大人があんなに大笑いをするのって中々ないですよ〜」

と、スリーAの予防ゲームがいかに笑いの効果をうまく取り入れているかについて感動的に信じてくださっていました。
 スリーA予防ゲームを「ふれあいサロン」に取り入れたいと、積極的に考えておられるのが感じられました。静岡で開催される三日間のスリーA方式認知症予防教室指導者研修会(9月6〜8日)の日程なども、聞かれて、「日程が会えば、行かせたい」とも言われていました。

 認知症予防ケアグループきららさんが、何年越しかであちこちの団体さんに提言してこられたのが、こうして次々と実現していくのをみている私は、NPO法人認知症予防ネットからの後押し派遣で、毎回つぶさに見てきていますが、NPOの派遣事業の成果の一端だぞと心の中で「えがお」の自己満足で幸福感に満たされて、足取りも軽く帰京しました。(福井恵子)