認知症予防ネット神戸 誕生

“NPO法人認知症予防ネット神戸”様 に期待

7月16日(金)、神戸市東灘区にある老人施設で、地域の職員さん相手に1時間いただいてスリーAの紹介をしてきました。
 スリーAの脳活性化ゲームは、本当によく考えられています。講演の時間が短くても、それを如何に、参加者皆さんに得心して理解して頂けるかが、問われます。その点で自己満足に似ていますが、効果的に話すことができたと思いました。

 「秘すれば花」という言葉がありますが、とにかくスリーAを広げたい私は、コツを秘密にできません。初対面の方にも、間違いなく体得して頂きたいのです。
奥伝・秘伝・口伝・一子相伝…、これらは確実に襟を正して覚えさせるための方便だと思うのです。ですから私も、より深く間違いなく理解して頂くために、「これは奥伝・秘伝・口伝・一子相伝級のコツです」と言います。
すると聞きながら全身を耳・目にするような聞き方で、スリーAの予防ゲームがもつ三つの目的《ゲームの目的・褒める目的・笑う目的》が、どこにあるかを一心に聞いてくださいました。
最初の「1から10」「早くする1から10」、その早くする仕方。褒め方のコツ。言葉をレベルアップしての褒め方のコツ。なぜここで、こういう褒め方をするのか、どういう反応が出るか、笑いの効果とどのようにつながるか、などゲーム一つずつに三つの目的が含まれていると解説をする事が重要だと再確認しました。
相手が現職の方なので、理論的に共感してくださると、即座に卒業の域です。あとは実地の体験で伸びてもらえます。

 神戸に誕生した“NPO法人認知症予防ネット神戸”様は、これまで認知症の早期発見に画期的な方法で取組んでこられました。医師との連携も持っておられます。これからはスリーAの予防教室に取りくんでくださいます。この日は、“NPO法人認知症予防ネット神戸”様のお披露目の意味もあったようです。

ゆるやかな連帯が稔れば、どんなに良いでしょうか、今からわくわくしてきます。楽しみです。

高林実結樹