物忘れ予防教室が、去る6月23日に一般城陽市民対象で開催されました。
私はNPO法人友愛ホームでのスリーA方式の認知症予防教室や、NPO法人認知症予防ネットの講演や、スリーA予防ゲームの勉強に度々参加し、スリーAはとても素晴らしいと感じ、実地の教室にて予防ゲームの実践勉強をしています。
そういう関係から今回の教室に講師として出席いたしました。
26名の方と一緒に、スリーAの予防ゲームを色々と行い、出来たからと笑顔になり、出来なかったからと笑いがうまれ、あっと言う間に時間が過ぎました。
最後に、私がリードさせてもらっている友愛ホームの教室での成果をお話する事になり、何回か行ったアンケートの感想、出席者の教室での改善の様子等を話しました。
話終わったとたんのハプニングです。
この日の教室には、友愛ホームの教室に出席されている方も何人かいて、その中の一人O氏が突然話し出されたのです。
O氏は、友愛ホームの教室に出席された当初は、表情も暗く、硬く、あまり会話もされない方でした。
「近頃は家で夫婦でよく会話をするようになりました。嫁さんが『お父さん変わっ た ね。 明るくなって、用事もよく手伝ってくれて』 と言います」と、奥様の喜びの声をとてもにこやかな表情で話して下さいました。
一瞬出席されていた方々が 「へ〜、すごいね〜」と賛嘆の声をあげられ、すごくなごやかなムードがただよいました。
このようにいつとはなしに明るい前向きの笑い一杯の日々が過ごせるようになるスリーA教室は、私のリードでも良かったのかと、本当にうれしく思いました。
そして、スリーA教室が各地で益々発展する事を願い、新しいパワーをたくさん頂き、もっともっと精進しなければいけないと思いました。
(山田昭子)