去る8月28日、認知症予防“スリーAゲーム”を、小規模多機能施設の夏祭りで初めての試みとしてさせて頂きました。

施設の夏祭りには、いろんなボランティアグループの応援参加があります。お孫さん、曾孫さんも参加され、とても賑やかです。そのような大勢の中で、催しごとの最後に、スリーAの認知症予防ゲームをさせていただきました。

プロ顔負けのように上手な歌手の方々、着物姿の民謡や舞踊、盆踊りなどのあとで時間も押していたので、ゲームその1とその2を少ししかできません。椅子に座ったまま、いびつな瓢箪のかたちの輪でしたが、一緒に行った木村のリーダーで、まずは「1から10」までを始めました。お年寄りから子どもまで、大人もモチロン皆さんが声を上げて笑われました。

笑ってくださってこそ予防の効果が出るのですし、笑われない会場などこれまで一度もありません。笑ってくださるのは私たちにとっては、当たり前というか、願いどおりの状況なのですが、この施設では、皆さんが手を揃えて動かし、皆さんが笑われるのを見て、驚いていた人がおられたのです。

終わってからそうとお聞きした私は、スリーAのよさを改めて再確認したのでした。
小規模多機能とグループホームが併設された施設ですが、終わってから管理者の方が話されたのは次のような内容でした。

「普段から自分たちも体操やゲームなどをしている。お年寄りの中には、こちらからの誘いかけに応じて下さらない方がおられる。今日はその方が違和感なく皆さんと一緒に指を動かして楽しんでおられたので驚いた。これがスリーAだと思った。誘いかけの、どこが違うのか、スリーAの方法を学びたい」
と言われたのです。

私たちは、どこでも、誰でも、いつでも、スリーAを活用していただきたいと願っています。スリーA認知症予防ゲームを全面的に、あるいは部分的にでも、取り入れていただきたいのです。
職員さんたちの勉強会を考えたい、具体的なプランを立てなくちゃ、と思いました。仕事の合間に時間をとることが出来るのか、どうしたら実現できるかと、暑さも忘れて考えながら帰りました。

高林実結樹