ひだまり基金助成事業
(「認知症予防ケアグループきらら」・社会福祉協議会共催)
兵庫県川西市でのスリーA方式認知症予防ゲームリーダー養成講座に、講師兼アドバイザーとして5回シリーズに伺っています。その4回目の報告です。
計画は次のとおり
9月、10月第2・4火曜日11月第2火曜日 5回連続開催
時間 午後1時半〜4時
会場 川西市ふれあいプラザ2F歯っぴいルーム
対象 地区福祉委員
第1回目を9月14日(火)午後1時半から。
認知症予防ケアグループきららさんのページへどうぞ
第2回目を9月28日(火) きららさんのページで報告
第3回目を10月12日(火) きららさんのページ
〜〜〜〜〜
報告は「認知症予防ケアグループ」きららさんのページにお任せしてしまいましたが、第4回目を10月26日(火)、木枯らし1号が吹いた本日の報告を致します。
「認知症予防ケアグループきらら」代表の向井さまは、ご友人の認知症発症をきっかけとして、「認知症予防」はこれからの大きな課題だと取り組んでいらっしゃいます。
グループ活動ですが、夫々の意識の高さで人脈も広く、着々と、川西市へ「スリーA認知症予防」を浸透させておられます。
今秋の事業として、「ひだまり基金助成事業(社会福祉協議会共催)認知症予防ゲームリーダー養成講座」を開催されました。
予防ゲームのルールだけを勉強するのでは「スリーA認知症予防」の真髄は伝えられないので、高林理事長の話をたっぷり聞かせてほしい、とのことで、3回目まで30分ずつでしたが内容のある講演を入れました。
1回目:「スリーA認知症予防について」
2回目:「優しさのシャワーについて」
「在宅で重度化予防に成功して(母と桜草)(福井恵子)」
3回目:「ゲームの意味するもの」
それぞれのテーマで話しました。
4回目の今日は、道具を使ったゲームが中心でした。その様子は、きららさまの報告によるとして、最後の時間に、参加者の感想を一言ずつ話していただきました。
そこでは、「サロンをやっているが、人数が少なくて、盛り上がらない」「耳の聞こえない方へのゲームの伝え方が難しい」なども発言されたが、「ここで学んだことを、早速やっている・・・30名もの大きな輪だが、毎回大変盛り上がっている、とても嬉しい」と、感動の報告がありました。
サロンで、「スリーA脳活性化ゲーム」が生き生きと活かされている事を聞いて、私たち「NPO法人認知症予防ネット」の草の根運動が、ここ川西市でも少しずつ根付いていると実感して、最大最高の喜びでした。
次の5回目、「総おさらい」も「スリーAの優しさのシャワー・脳活性化ゲーム・笑いの三本柱」をしっかり伝えたいと心に誓って、暮れなずむ空を見ながら帰路につきました。木枯らし1号の急な冷え込みに、コートを着てきてよかった、それでもバス停では震える寒さでしたが、小さな活動の継続で達成できた大きな喜びを胸に、心は暖かくウキウキしていました。
(福井恵子)
風船バレー
全員輪になって座り、ゴム風船をうちあげて落とさないように助け合うゲーム。輪の外から 色とりどりの風船を投げ入れます。
最初は ひとつ・・・慣れたところで、次々と 外から 投げ入れ、誰もが打てるチャンスをいっぱい作ります。
ひとつのときと違って、幾つもの風船が 目の前に落ちてきたり、後ろに飛んで行ったりと、大忙しです♪
風船の数が少ないと遠慮をして風船に触れるチャンスがないままで終る人も出ますが、多くの風船を入れることで、全員に楽しさを提供できます。
風船の行方を目で追って、上を向いたりおちそうな風船を拾うなどの動きで、楽しみながらの自然な運動になります。
夢中になっているお仲間さんが、後に倒れないかの配慮はスタッフの役目・・・これも優しさのシャワー・・・
リーダーは 飛び出してきた風船を 手持ち無沙汰にしている方へ 打ちます!
風船サッカー
腰を下ろして足を前に投げ出して、手を後について身体を支え、大きな声を出すのでほぼ全身運動になります。
手を後について体を支える姿勢は、日常にはない下腹部(腹筋)を伸ばす珍しい姿勢ですから、一般の健康な高齢者の集いでは、できたら取り入れたいゲームです。
対面の横一列に並び、座って両手を後ろについて体を支えます。片足を前に出した状態で、相手チームとは爪先50cmほどの間隔をあけ、ボールの通り道とします。列の両端に、ゴール用に、椅子などを置きます。
一個の風船で競い合ったり、二個の風船で競うのも、風船バレーと同じで、一回も風船を足で触らなかったと言う人が出ないようにします。
チーム名をつけるのも楽しいものです。
今回は、「やまとなでしこ」「ひみこ」とチーム名がつき、最後の感想の時に、「やまとなでしこの名前とは裏腹に 元気良く一回転したり、大騒ぎをしました」とのことでした。
シーツ玉入れ
チームワークで協調性を養い、握力と簡単計算
特性の円形シーツの上で、複数のカラーボールを転がして、両チームの真ん中にある袋(玉入れ)を目がけて、シーツを揺らしたり、あおったりしながら、味方陣地の袋にボールを落とし入れる。入ったボールの数を競ったり、特徴のあるボールに点数をつけて、ボールの数が少なくても、点数の高いボールが入れば勝つこともあるゲーム。
チーム名「龍馬」「お龍」
竹・ダンボール太鼓の合奏