去る5月25日(水)、綾部市福祉保健推進課のお招きで、法人理事の村岡さんと二人で伺いました。暫くぶりの丹波路は、住宅地が随分増えたとはいえ、浅緑の水田が広がる懐かしい風景でした。
会場の綾部市保健福祉センターは、駅からすぐ近くで足場もよく、綺麗でゆったりしていました。そこへ集まられた一般市民の方40人ほどが、認知症予防・スリーA方式の話を真剣に、目も逸らさないで身を乗り出すような真剣さで聞いてくださいました。その真剣さは、話しながらも感動するほどで、こちらも自然に身を入れてお話しました。ゲーム体験では皆さんが一つに溶け込むように楽しんでくださいました。
綾部市では今回の一般市民対象の啓発講演会の次に、認知症予防教室ボランティア養成講座を計画しておられます。隣接する「福知山スリーAチャレンジの会」のメンバーを講師陣に迎えられるそうです。福知山方式を踏襲するように、順序を踏んで認知症予防教室へと進めて行かれると、お聞きしました。
このような具体的な計画を立てられた背景に、福知山市に見習うというよりも「追いつけ、追い越せ」の強い意志を感じて、唯々心強く、嬉しく思いました。
当日のアンケートのまとめを後日送ってくださったのですが、とても好評だったと、担当の方が喜んで添え書きをしてくださいました。アンケートの感想文を読ませていただきましたが、そのままボランティア養成講座にもきっと参加して頂けると思われる方が多数おられることは、おおきな喜びでした。
今年度は、綾部市でも予防教室が誕生しそうです。
南丹市、綾部市、福知山市と、地続きでスリーAが点と線に連なって動きだすのは、まさに壮観だと思います。実現しますように!
高林実結樹