7日医療支援の傾聴ともろもろのお手伝い
縁台作りのボランティアに合流する41歳おじさんの米倉さんと一緒に熊谷さんに送ってもらいました。9時に牧沢到着。
そこでは南最知で早くから医療支援をされている岩井先生看護師さんたちのランチ(岩井先生が材料持参で冷やしうどんとそれに合うオカズを指示される)作りを小野さんのお手伝い。私もお相伴にあずかりましたが…色んな種類があり、食べてしまったために(^^;;; 記憶は彼方に消えました。スイーツは覚えていますよ〜パンナコッタに二種類のアイスクリーム♪を乗っけて美味しかったです。冷水出しの紅茶も美味しかったです。
岩井ドクターたちは、南最知→牧沢→水梨&戸別訪問診療と大忙しです。牧沢でのお手伝いの最中に、看護師さんから呼ばれて小野さんの配慮でこちらのお相伴にも預かり嬉しかったです…身体が軽くなりました。
水梨住宅では、手作りのハンモックやシーソーなど子どもたちに大人気の遊具がありました。
午後5時過ぎには各々解散となりました。唐桑とケアハウスに同行して下さった看護師さん、岩井先生のサポートの看護師さんたちに資料をお渡しすると、とても喜んで、スリーAゲームを活用したいと仰ってくれました。
8日9時半から切通住宅でゲーム
9時半開始の切通住宅は二度目の訪問、とても雰囲気の良い住宅です。ボラ宿仲間の米倉さんもご一緒してくれました。
彼は初めは力仕事のボランティアで来られましたが、ボラ宿での話を聞いて、被災者との交流もしたいとスリーA方式のゲームに付き合うことに変更されました。6日夕方のケアハウスでのゲーに続いて同行してくれました。切通住宅では既に集まってきてくださっています!
左の方の名前を言い自分を紹介する形で、ぐるっと回ります。夢の旅行は「京都へ仙台から飛行機で伊丹空港に行き、観光は三千院、お土産はしば漬け」とすらすらと決まりました。
1〜10、1・2・3〜、グーパー、かたつむり、茶つぼ、リズム運動は2・3・4拍子までやりました。お手玉回し、どじょうさんでお終い。
おぢゃっこに…あれあれ、京都のしば漬け、ゆず大根が出てきましたよ〜〜「夢の旅行は、これに繋げたかったんだよ〜」と会長さん。
小さな仮設住宅ですが、4家族が新築されたりして出て行かれたそうです。「複雑なんだよねぇ~」「此処の仮設住宅に居る間は、〈引越しても遊びに来てね〜〉<うんうん、必ず行くからねぇ~>って仲間だったのに…一度くらいは遊びに行っても、あちらからは何にも言って来ないしねぇ〜」
なかなか新しい住居が決まらない人たちは「取り残された」ような暗く感じたりするので、復興住宅は何時できるかわからないし、抽選で何処の住宅が当たるかもわからないので、お互いに明るく振る舞っていても気持ちは裏腹なこともあるようです。
1年経って、何か変わるだろう、二年経って、少しは変わるかなぁ?…すでに2年半になろうとしているので、心の支えが無くなり、血圧や弱いところの病気が多くなってきているようです。特に宮城県は被災地特例の医療費無料が無くなり、受診したくても行かない(行けない)人が多くなっていると聞きました。
お昼は復幸マルシェで三色丼…11日にあるTV放映で「ハーモニカ特集」(メカジキマグロの背びれの付け根…人気で値段が高騰?らしい)に俺が少し映るらしいと撮影の時の時間や材料がかかることを愚痴かな?自慢かな?さかんに仰っていました。
米倉さんは気仙沼が初めてなので、打ち上げられた漁船を間近で見たいと改めて付近を見回しましたら、昨年6月時点では、建物の土台・敷石があちこちに見えていたのが、雑草が生い茂りそれを隠していて更地のように見えました。
気仙沼の場合、港付近は自費で4mの嵩上げをして住居を建てるのなら良いそうですが、どうなるのでしょうか?わが身を考えると、時間とお金の工面が付かないだろうと考えてしまいました。
午後2時から唐桑福祉の里Aでゲーム
6日の旧唐桑小学校でもお世話になった「気仙沼たすけあいの会」のお三方が住宅内の声をかけて下さっていました。
椅子を輪にして、準備万端整えて下さっていました。お仲間さん5人から始まり最終的に14人の輪になりました。
・自己紹介・夢の旅行・1〜10・数え歌・グーパー・かたつむり・茶つぼ・グーチョキパー・リズム2,3,4拍子・お手玉回し・どじょうさん・(あ)頭文字集め・シーツ玉入れ・たすきとりじゃんけんゲーム。
じゃんけんたすきとりゲームでは、ボランティアさんのお二人が優勝戦まで残り、いつも住宅のことを気にかけて下さっている方へ優勝を譲りました。
今夜もボラ宿さんは8名で大賑わい
地元の方がカツオを1尾、あら汁とお刺身、肉じゃがとキャベツと胡瓜の甘酢漬け、おにぎり(海苔半枚で結んで)を準備して下さいました。
カツオのツマはこちらではキャベツなのです!ニンニクのすりおろしや生姜、ワサビ、味噌酢も良いです。
多人数で頂くと美味しい〜個人でボランティアに来るとホテル代や食事代がばかにならないので、このように材料費を出し合っての食事は嬉しいです。
ただし、作る時間がなかったり、調理する人がいない男性だけでの宿泊は外食になります。
いよいよ気仙沼での最後の夜は更けました。
明日は生まれて初めての相馬市です。