気仙沼でスリーA方式の認知症予防ゲームを初体験した看護師さんからメールを戴きブログへ掲載のお許しも頂きました。ありがとうございます!(運営委員 福井恵子)
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2013年7月6日、旧唐桑小学校仮設とケアハウスでのスリーA活動に急遽参加させていただいた、看護師の井口と申します。
スリーAという活動自体全く知らない状態でいきなり飛び込みましたが、先生の上手な声掛けに、自分自身も含めどんどん参加者の方々が引き込まれていくのを感じました。
唐桑の仮設では、自宅での生活ができているしっかりとしたお母さんたち、そしてケアハウスでは、日常生活に軽度の介助を要する方々を対象に活動を行いましたが、それぞれに合わせたゲームの運び方や声のかけ方は、さすがだと本当に感心しました。
雰囲気は変わりますが、方向性や目的は同じ。
ただ、達成の位置が少し変わります。
両方の活動に参加してそれを感じることができたのは、とても勉強になりました。
そして共通して言えることは、みんなに笑顔ではなく、笑いが起こったことです。
先生のおっしゃった、「他者からもたらされる笑いでなく、自分の中からおこる笑い」というものです。失敗を恥でなく笑いに変えること、そういうpositive thinkingが心を開き、認知症を予防もしくは悪化を防ぐことができるのだと感じました。
最後に、仮設で出会ったお母さんが、「こんなに笑ったのは久しぶり。家にこもってたら笑わないもの。」という言葉がとても印象的でした。
この偶然の出会いにとても感謝しています。どうもありがとうございました。
井口多恵