認知症予防:脳トレで
講座で介護福祉士らゲーム学ぶ 川西 /兵庫
毎日新聞 2013年10月30日 地方版
川西市の認知症予防ケアグループきらら(向井陽子代表)は29日、同市火打1のふれあいプラザで「認知症予防 脳トレゲームリーダー養成講座」を開催した。ボランティア養成のための講座で、自宅で家族の介護に取り組む人や老人ホームに勤める介護福祉士ら36人が参加。言葉や体を使ったゲームで、認知症の兆候がある人や軽度の人の脳を活性化させる「スリーA(明るく、頭を使って、あきらめない)方式」の取り組みを学んだ。
NPO法人認知症予防ネット(京都府宇治市)の高林実結樹理事長らが講師を務めた。高林理事長は認知症の特性や対応方法などを紹介し、「認知症を予防し、重度化を食い止めるためにも、本人に『優しさのシャワー』をかけて寄り添ってください」と話した。
講座では参加者たちが車座になって座り、手の運動や数え歌、童謡「ウサギとカ
メ」を使ったリズム体操など楽しく遊べるゲームを学んだ。きららは11月2日にも認知症予防体験教室を開く。川西市小花1のパレットかわにしで午後1時半から。申し込みは向井さん(072・757・3260)。【幾島健太郎】
〔阪神版〕
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