取手・南相馬・双葉・浜通りの集い(茨城県取手市戸頭にて)

人の出逢いは奇跡、12日に福島県南相馬市小高地区で集いの世話人Mさんに出会い、その場で18日の交流会でスリーA脳活性化ゲームを披露すると決定。

2014年1月18日、今日のその会場では素晴らしい子たちに出会いました。7歳から21歳のヒップホップダンスチーム「ひっぱりだこ」のみんなでした。彼らはそれぞれに色んな事情を抱えているそうです。DV・いじめ・ひきこもりなど。そのダンスは素晴らしくて感動でした。最後には、さだまさしの「奇跡」を歌と手話で聴かせてくれました。

被災された方々もとても感動されて溢れる涙を拭いておられました。もちろん、私もでした。

指導者は「ダンスで被災者の方々に元気になって頂きその笑顔で、自分達も笑顔になろうと頑張っている」ダンス披露の後ろには「がんばっぺ!」の横断幕。その文字の中には被災県の印がはいっています。岩手・宮城・青森・福島、そして茨城県が!マークの中にあり、一緒に支えようとの思いだそうです。

その子らもスリーA脳活性化ゲームの輪に入ってくれました。一番小さな7歳の子が私の横に座ってくれました。4人のやんちゃ男児が並んでいたので、時には賑やかでしたが、ゲームはきちんとやってくれました。

お隣の膝をポンと叩くとき、小さな小さな膝をポン、小さな小さな手で私の膝をポン! お手玉が乗るかしらと思う手の平にお手玉を渡す時…こんなに小さな手・身体にどんな事情があるのかと抱きしめたい思いでした。

じゃんけんゲームでは、その子も頑張りましたよ〜最後の方まで残っていて、リボンが溢れるほど首にありましたが、勝負ですから負けて、残念そうに勝者の首に溢れるリボンを両手で掴んでかけていました。最後の2人は、被災者の老翁と「ひっぱりだこ」の女児でした。さぁ〜困った老翁ですが、最初はグー、じゃんけんぽん!…老翁は負けましたが、嬉しそうでした!

とても賑やかな子どもも大人も爺婆、老若男女もろともに楽しめるスリーA脳活性化ゲームでした。

(運営委員 福井恵子)