老健職員研修と入所者さんデイサービス利用者さんへスリーAゲーム
2014年3月11日〜13日

昨年11月に伺って、職員研修とゲーム開催をやらせて頂きました。とても好評で、再度お伺いしました。今回も職員さんは勤務後の研修ですが、実践も入れて頂こうと90分を頂きました。また、ゲーム開催には30名程度の参加者さんを希望しました。3班に分けてのゲームになりました。

お手玉は施設にありましたので、じゃんけんゲームのリボンを差し上げようと準備をしましたが、施設でレク担当の方が既に準備をされていて、毎月じゃんけん大会をされていました!「今月の優勝者」として、リボンを首にかけ笑顔の写真が貼り出されていました。とっても嬉しく感動でした。

お仕事終わりの研修会には、出勤されていない方も駆けつけての参加をされていました。90分の多くを、リード実践をして頂きました。最初に軽くリードをお見せして、ご自分らしいリードを見せて頂きました。みなさんとてもお上手にルールの説明をしてゲームを主導されました。

ゲームリーダーは、ゲームを説明しながら、お仲間さんを見渡して、全員がゲームに乗れるかどうかを確認して、進めて行く、やれないもたもたしている方には、「最初から上手く行かないのはあたりまえ、だんだん上手くなりますよ〜」などの声をかけて、もたもたした方が「安心して心地よい空間にいる」ことが大切なのです。「自信を失くしかけている方へ、自信を取り戻して頂くのが目的」なのです。

最初からリードを上手く進められないのは当たり前、自分のものにして、楽しくするのは場数を踏むしかないのです。

私ももう6年以上前にもなるでしょうか?兵庫県川西市のふれあいサロンに呼ばれた時のこと、あんちょこ片手にゲームリードをしていました。それを川西の方が覚えておられていて「福井さんも最初の頃は、ぎこちなくメモを見ながらゲームを進めていましたよね〜いまは、立派になられて〜」

新人時代を懐かしく思い出されます。新人から上手くリードが出来るようになれば、あとは、それに甘んじることなく半歩でも上手くなろうとする姿勢、自分より声のかけ方が上手な人、説明の仕方が上手い人の真似をする、笑う場面が多いのはどんな工夫があるのだろうか?などなど。脳活性化ゲームの意図が違っていないかを考え直すのも大切なことです。

老健丸ごとスリーAゲームの後日談として、とても嬉しいお話しを聞きました。
ある入所者の方が「11月にスリーAゲームをして頂いてから、施設も随分変わり、認知症予防にも力を入れだした、スリーAのお陰さまだね」と。