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森の宮医療大学 集団援助論 認知症予防の授業を受けての感想(その1)
2014年6月2日、森ノ宮医療大学看護学科で
「スリーAと東北支援」を大きなテーマにして、
学生さんに「集団援助論」で話しました。
おばちゃんの講義を真面目に聴いてくれるはずもなく、
と思い込んでいた私は、馬鹿でした。学生の皆さま ごめんなさい。
感想を寄せて頂いてありがとうござまいました。
全員の感想のコピーが送られてきて、
1を聴いて10を知って下さった感動と感激で、
言葉に表せないほど、心が震えています。
感想の掲載を快諾して頂きましたので、ここに掲載させて頂きます。
多くの方々から感想が寄せられましたので、
およそ10人ずつ掲載します。
なお、明日6月17日から郡山で活動しますので、
残りは(助っ人に頼んでタイプをしてもらっています)まだ先になります。
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1. 高齢者になるとゲームや手を動かしたりする体操がすごく大変になるという事を知りました 些細のこともリハビリのような意味をもつとわかりました。
2. 実際に被災地に行き、傾聴し、人々に笑顔を与えていることが本当に素晴らしいと思った。指の体操など、簡単なことを集団で行うことの大切さについて考えさせられた。心が温かくなる授業だった。
3. 認知症予防は今後注目され、多くの場で行われるものだと思いますが、その内容を今日は聞かせていただきました。「3A」という言葉は初めて聞いたので、なるほどなぁーと思いながら学ばせていただきました。私達にとっては楽な体操でも高齢者には難しい。それを行っている時、私達はどのような声掛けをしなくてはならないのか考えさせられました。とても有意義な講義ありがとうございました。
4. スリーAのゲームをしてみると、脳が活性化しているように感じた。認知症予防のスリーAが日本では厚労省が推奨しているわけではないから、という理由で広まってなかったりするのに、韓国ではかなり広まっているときいて驚いた。この講義を受けて、高齢者への関わり、傾聴、ゲームでも盛り上がるような声かけなど勉強になることが多く、本当に受けてよかったです。
5. みんなで何かを一緒に行って、声を出して、笑顔が生まれる。それがとても素晴らしく、素敵なことであると思い、そのような素敵活動をされている福井さんのお話はとても学ぶ部分が多く、いろいろなゲームは実習などに行った時、活かしたいと思った。また、祖父母にも一度、一緒にしてみたいなと思った。
6. 笑顔で終わるスリーAはとても楽しく、認知証を予防できるのですごいなぁと思いました。リーダーの方や福井さんが明るいからこそ周りも感化されて、楽しくなってきたと思うので、このようなゲーム(3A)を教える側のテンションも大切だなぁと思いました。今度、老年の授業で高齢者の方に向けてレクリエーションするので福井さんのように明るくスリーAをもとにゲームをして、笑顔をもたらして脳活性化につなげたいと思います。
7. 楽しいゲームによって認知症予防ができるのは実施する方にとっても、実施される側にしても安楽であると感じた。また、お手玉やリボンを活用して、本人の夢を聞き出すのは、非常に「うまい」と思いました。普通に聞いたとしても、答えてくれないことが多いと思うので、色々なものを活用する大切さに気付きました。
8. 福井さんがおしゃべり上手で興味を持って授業を受けることができた。実際に現場で行った具体的なゲームがあり、図や言葉だけではなかったので分かりやすかった。また、手や指のリハビリみたいになっていて、1つ1つのゲームに工夫がしてあってすごいと思った。
9. 先生は様々な活動をされておりすごい人だと思いました。リハビリゲームは私達がすれば簡単だったが高齢者になるとできなくなるということに驚きました
10. 認知症予防のために何をしたら効果的なのかが分かったので良かったです。私達からしたら簡単にできる事でも高齢になるとできなくなるけど、それをやってもらう事によって脳の機能が回復するんだと分かりました。楽しんでやる事も大切だとわかりました。
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レジュメです
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「スリーA」と東北支援 〜認知症予防の実際〜
被災地でも広がるスリーA脳活性化ゲーム
復興支援に優しさのシャワーと笑いを!
NPO法人認知症予防ネット 福井恵子
はじめに
1.スリーA方式認知症予防について
・「A:あかるく A:あたまを使って A:あきらめない」
☆一次予防
☆二次予防
☆三次予防
・関わり方、居心地良い「優しさのシャワー」
・脳活性化ゲームの三本柱
2.認知症予防ネット、「スリーA」の熱烈応援団、全国津々浦々に広めたい
3.3・11とスリーA〜1年後からお見舞い活動〜
おわりに