今年の御用始めは、1月9日(火)、大阪市旭区の「コミュニテイトレーニングクラブ」第88期開校式の第2部に招かれての講演とゲーム体験会でした。
夕茜が暗闇に移っていく絵のような空を眺めながら、初めての駅に降り立つと、真向からの烈風が、これぞNPOの試練だと耳朶に響くようでした。
最近は「認知症予防」という言葉への反論がよく聞かれます。それを逃げないで正面から、NPOの命名の決意を表明しないといけない時期になって居ることが思われて、風に吹き飛ばされまいと商店街を歩きながら、短時間で話す内容を再確認しました。
「認知症予防」という言葉の意味が、一次予防・二次予防・三次予防に亘っていること。
認知レベルが混在している教室で、全員に対して同時に効果を上げるものでないと世の中の役に立たないこと。
ランクの異なる全員に、同時に、予防と改善に役立つゲームの独特の進行方法を体得していただくこと。
これらを伝えねばと願って、その体験会を目指しました。
100人以上の参加者さんに、ご理解頂けた感触でホッとして、帰途につきました。