_二月から始まつた第1回認知症予防教室が3月末終了しました。
認知症予防ゲームスリーA増田方式との出会いは、綾部市保健推進課の「認知症予防講演会」で高林さんと、福知山市認知症予防の会、村岡さんの講演をお聞きしたことに始まります。
「これだ!!」と思いました。もちろん続いて行われた認知症予防教室ボランティア養成講座にも参加しました。講師は福知山認知症予防の会、村岡さんと内田さん。認知症についての学習を深めるとともにゲームの練習、ゲームや教室の進め方も学習し、ゲームに使う道具も参加者が手分けして手作りしました。教室の名前も「スリーAひまわりの会」と決めました。
さて1月、準備も整い、いよいよ13名のお仲間さんを迎えて綾部市の認知症予防教室が始まりました。
6回目を終えたころで、お仲間さんに変化が見られるようになりました。
確実に笑顔が増えて、表情が明るくなりました。ご自宅でゲームの練習をしたり、夢の旅行の復習をしたり、旅行のパンフレットを持参したり、教室の日は晴れるようにとテルテル坊主を作つてきていただいたり、自分ばかりが発言するのではなく、教室の雰囲気を壊さないように気遣いしながら発言されるようになられた方、12回目最終回が近づくころ
にはお仲間さんがご自分から話しかけられるようになり、服装にもおしやれをされるようになり表情もイキイキとされ、確実に変化されたことを実感しました。
お仲間さんやボランティアスッタフと出会い、一緒に楽しむことができ、心がほのぼのとして、元気をもらえたこと、皆さんに感謝しています。
平成24年度に、綾部市では認知症予防教室を年2回開催予定です。元気と笑顔が出るような言葉かけ、優しさのシャワーで相手を癒す関わり方など、少しずつ工夫しながらできる限り参加させていただきたいと思つています。また、市街地から遠く離れた地域の方など、もっともっと多くの方にスリーA認知症予防教室に参加していただき楽しみながら脳活性化に取り組めるよう綾部市とも相談していきたいと思っています。
最後になりましたが、手取り足取りお導きいただいた福知山市認知症予防の会、村岡さん、内田さん、その他の方々、お世話になりありがとうございました。
平成24年3月31日
綾部市スリーAひまわりの会 神内千恵子