宇治市内の地域活動に参加して

5月8日、五月晴れと言いたいところですが黄砂の空の下、でも良いお天気に恵まれて、宇治市小倉地域の隣にある新半白(シンハンパク)の集会所で、地域のボランティアさん達によって10年来、毎月3回継続されている“サロンあじさい”の企画による、認知症予防の話と予防ゲームの体験会に伺いました。

40人ほどとお聞きしていたので、持参する資料が不足しないようにと、大目に55部準備しましたが、不足しました。58人ものご参加があったそうです。1人でも資料の無い人がおられないようにという心準備でしたのに、不足したので申し訳ないことでした。

イス席と座布団席が畳の広間を埋め尽くすように、準備されていましたが、開始時間が迫ってくると押せ押せ状態になりました。皆さんが座れるようにと、和気藹々で詰め合っておられました。
協力しあう仲の良い皆さんは、認知症予防に強い関心をお持ちでした。

初めて伺う地域ですので、予防運動の発端から現在にいたるお話しを致しました。
認知症介護に関する専門的用語なども良くご承知で、話しやすい雰囲気に助けられました。スリーAの言葉の来歴と、意義、脳活性化ゲームが高齢者レクのゲームと似て非なる点は何処か、癒しのゲームの内容を深めるコツの説明など、全てに深くうなずいて下さいました。

ゲーム体験ではスリーAの狙いをしっかり理解していただけたと思いました。
エレクトーンの伴奏で懐かしい歌をみんなで歌うプログラムもありました。歌詞ブックなど日頃の行き届いた細やかな心くばりで、準備されていました。 

茶話会でお開きとなりましたが、ボランティアさんがゲームを覚えてくださって、スリーA方式認知症予防法が、自然体で地域に根付くことを願いました。

高林実結樹