スリーA方式認知症予防ゲーム 京都市上京区で

京都市上京区は思い出深い私の生まれ育った地域です。6月2日、御所の石垣の樹木が森のようだなと、大きく懐かしい景色を背にして、認知症予防勉強会の会場である室町小学校に行きました。お集まりの皆さんは地域の民生委員さんが主でした。

〜8の字巻きにしたリボンを見て「ああ、綺麗」と〜
皆さんスリーA方式脳活性化ゲームを初体験されて、とても喜んでいただきました。
それだけでなく、終了後には自ら、“ジャンケンたすき取りゲーム”で使ったリボンの片付け方を教えてほしいと望まれて、とても積極的に、8の字巻きを覚えようとされました。

8の字巻きにしたリボンが、小箱に整然と詰めてあるのを、教室で取り出す時に、高齢の方たちが目ざとくご覧になって、固唾をのむように「ああ、綺麗」と純粋に反応してくださいます。その小さな感覚の発動が、僅かながら良い刺激になるのです。

そのリボンの巻き方を覚えたいと瞬間的に悟られたわけで、嬉しい反応でした。皆さんそれぞれが熱心に、何度も質問して覚えて下さいました。
参加された中で一番きれいに8の字に巻かれた方は、司会をされた男性で、舌を巻くほどキッチリと綺麗で、私は褒め言葉に詰まるほどで、「あぁ〜 綺麗」としか言えませんでした。土地柄が織物で有名な西陣にも近いので、繊維関係のお仕事の方かな?なんて想像してしまいました。文字通り男女共同作業で、後片づけの箱詰めまでが終りました。(%ニコ女%)(%笑う女%)(%笑う男%)(%笑う男%)

高林実結樹