地域のふれあいサロン

梅雨の晴れ間の気持ちのいい日和でしたが、20分ほど歩くと汗をかきました。小学校区のふれあいサロンでしたので、女性の方々20名を超えました。母の話やスリーAの話を少しして、ゲームを楽しんでいただきました。

今日は参加者の方々は名札をつけておいででしたので、左となりのお名前をいい、自分のフルネームを言う、やりかたで始めました。最初はフルネームでしたが、途中から姓だけになってしまいました。

最初のゲーム1~10、親指から折って広げていきながら大きな声で数を数えます。ただ数えるのではなく、子どものときにお母さんに教えてもらうのを思い出しながら数えてもらいます。数え終わって即座に「上手に出来ました!」今日は皆さん、笑ってくださいました。普通、最初は苦笑くらいなのですが・・・早めて、威勢よく1~10で「綺麗に揃いましたね」は声を出して笑う方もありました。雰囲気よく皆さん乗ってくださっています。

数え歌は、指の使い方が違います。両手をグーにして1は親指を立て、人差し指を出して2、中指を出して3、普通の4(パーから親指を折った状態)、パーにして5.

1・2・3・4・5、もう一度、1・2・3・4・5と何度かしました。ちょっと苦労をされている方が居られたのです。戸惑っていないのを見て、数え歌に入ります。1・2・3、4の2の5、3・1・4の2の4の2の5.速度を速めると

2がチョキの2になったり、人差し指を出して1の方も居ました。

グーパー体操、前がパーは完璧、前がグーになると、間違える方多数でましたよ〜。擬似体験の話をすると納得の顔でした。二度目は間違う方は少なくなりました。

次はチョキとグー。かたつむり・・・新種も出ましたが内緒のコツをお教えすると大丈夫。
グーチョキパー・・・こつを覚えた私はグチョキパで大笑いしてもらえるようになりました。茶壷。

リズム二拍子で着いて来られない方が居ましたので、お隣に座りました。自分の膝を打つのを抜かしてしまうのです。サロンでは、殆ど健常者なので、リズムに乗れない方があると目立ちますが、ご近所通しで判っておられる模様です。隣が間違うと間違ってしまいますね、ごめんなさいとこちらのせいにしましたら、「私が間違っているのよ〜あなたのせいじゃありませんよ〜」と理解されていました。3拍子にも乗れなかったのですが、遅れながらも付いてきてくださいますので、ふるさとを歌いました。他の方もリズムに乗れない方も出ましたが、途中から乗りました。4拍子は自分・右・そのまま上に行って肩、チョン、自分・左・そのまま肩。歌は富士山です。

お手玉回し、お手玉を手にすると、みなさん、ぴょんぴょん投げています。このリズムはスムーズでした。左回りが少し難儀していた方は居ました。参加者数は28名、投げ入れたお手玉は7、28−7=21

ドジョウさんゲーム。どっと笑いの出るゲームです。「はい!」の号令を跳びとびにかけてもらいました。「はい!」ではなく「5」と言ったのに、「はい!」と言ったつもりの方・・・お友達に「はい!」って言わなきゃ〜と言われて、はじめて「5」と言ったらしいことに気が疲れて満場又大笑い、リベンジの号令は言えましたが、小さくて聞こえないくらいでした。慣れてくると、ある程度の数字に来ると、号令も聞かないうちにドジョウさんが逃げるのが出てくるのが不思議です。これは腹の底から笑えるゲームです。

シーツ玉入れ、なでしこチームとあじさいチーム、2:1であじさいさんの勝ちでした。

たすき取りじゃんけんゲームは、ゆっくり時間が残りましたので、1本、2本、3本、全部としました。優勝はちょっとリズムが難しかった方でした。参加者全員で拍手拍手で大喜びされていました。下降気味の方への関わり方、優しさのシャワーを発揮してくださっています。140本、140万円がいま、入ってきたら何に使いますか?どうしようかね?と決められなかったですので、皆に聞きましたら、松花堂に食べに連れてください!でした。

お茶は、季節のお菓子あゆ、バナナでした。

一息ついた頃に、頭文字と言葉集めをしました。夏に関する言葉で、リズムの悪かった方が「すだれ」と言って、また皆さん感心されていました。

その方は、スリッパに履き替えるのを忘れて、靴のまま過ごされていました。気が付いても咎めもせずに知らん顔をなさっていた役員さんは優しいですね。

年に一度の「スリーA認知症予防教室」ですが、楽しんでいただいたようでした。

 (運営委員 福井恵子)