今年の梅雨はゲリラ豪雨に発展して大きな被害も出ていますが、雨も強くならずホッとしました。「人生八十年時代を模索する会」さまの勉強会で私どものスリーA方式認知症予防とゲームについて2時間、話とゲームを体験していただきました。JR西宮駅よりすぐの「福祉総合センター」が会場でした。
呼びかけ人のTさまは、パレット川西で行われている認知症ケアグループきららさんの体験教室に来られゲームを体験されました。その時には、私どものホームページから「講義録」をダウンロードされスリーA方式の認知症予防ゲームについてはすでに熟知されていました。
7月5日の日程決定後は、色んな方面の方々に「良いもの見つけたから〜」と誘ってくださったと聞きました。
神戸市西区からお二方、西宮の婦人会の代表者5名、アナウンサーで子どもたちに読み聞かせをしていて、合間にやれる指体操の勉強に見えた方、会のメンバー、途中からは、西宮市の高齢福祉課課長さん・福祉窓口の方と多種多様な方々が参加者でした。
講演では「スリーA方式認知症についてや母のこと、ゲームのこと」を話したいのですが、なかなか思うように伝えられないと思ったので、二枚のレジュメを作り、振り返って読んでいただけるようにしました。
予定では、それぞれ一時間と見ていたのですが〜当日は講演30分、ゲームが1時間半になりました。
参加者の皆さまはなかなかお上手で、失敗して笑える場面が少なくて心配しました。高齢のお二方が理解がすこし低下、リズムに乗れない方が居られました。両極端の方が居られるとゲームの進行、言葉かけに難儀しますが、大きな支障もなく、無事に進めることができました。ゲーム終了後には、そのお二方が、わざわざ私方まで来てくださり「今日はとっても楽しかったです。ありがとうございました!」と丁寧なお礼を二度も言ってくださって、本当に嬉しかったです!
Tさんにお尋ねすると、気にかかる方なので出来るだけお誘いしてお手伝いしてもらっていますとのことでした。今一番大切な時期の方々なので、お大事にとお願いしてまいりました。
この勉強会後は、要望があればリーダー養成講座も視野に入れて考えたいとも言ってくださいました。
市役所の方々にも、どうぞ認知症予防にも力を入れてくださいますようにとお願いしました。
人生八十年時代を模索する会の会長さんは、「この勉強会から広がるかもしれませんよ」と開始時に仰っていました。私は会長さんの言葉が是非実現しますようにと、これから西宮から神戸ほかへのスリーA方式認知症予防の拡がりを祈りながら帰宅しました。
(運営委員 福井恵子)