9月28日、地域の小学校に置かれている千葉県浦安市の市民大学を会場に開催された、「認知症サポーターのステップアップ講座」(主催:浦安市猫実地域包括支援センター:3回シリーズの2回目)に伺いました。
40人の募集に対して50人の応募と聞いていましたが、当日は60人に増えたそうで、資料が不足しました。内輪の方が資料ナシで我慢してくださいました。
スリーA方式の認知症予防ゲームはプログラムでは3時から4時45分まででした。ゲーム本位に、とお聞きしていましたが、手短であっても“スリーA”のゲームの意味も話さないと…、と考えていました。ところが解説まじりのゲーム体験をはじめると、遠い座席の方も近い方も、みなさんが食い入るような雰囲気となり、私も引きつられて養成講座のようになりました。少数の方にリーダーのモデルをしていただくと、ぐんぐんとゲームリードのコツを把握していかれるのが目に見えます。部屋を埋めるほどの大勢の方々が、心一つに観察力を高めて学ばれるので、圧倒されそうでした。
認知症サポーターになられた皆さんの意気込みは、とても大きなものとお見受けしました。終りの時間を気にしたのですが、主催者の方が、全体の流れに立ち会っておられ、急遽プログラムの変更を言い出され、スリーAの認知症予防ゲームを時間一杯続ける事が許されました。残ったプログラムは、次回の勉強会にまわされるのでした。誰一人反対する方も居られず、主だったゲーム「その1」と「その2」を、ほぼお伝えして終りました。
スリーAの認知症予防ゲームは浦安市のサポーターさんお1人ずつに確に身についたという手応えでした。
午後3時始まりの勉強会に日帰りで京都から千葉県へ・・・!、はじめはどれほどの効果が見込めるか、少々不安もあったのが事実です。行きと帰りは全く気分が違って、高揚感に満ちて、満足一杯で金曜日の夕方、下りの新幹線に乗ったのでした。
忘れられない思い出になると思います。
高林実結樹