認知症予防ケアグループきららさんの増田末知子講演会アンケート こちら
400人の会場がほぼ満席かと見えるほどの参加者で、皆さんが予防ゲームの実演で大笑いをされました。でも問題はアンケートの中に将来についての問いに応えて
認知症に対する不安 ある 157人 ない 5人
と、多くの方が不安を持っておられるのが判ります。これにどう応えるか、主催者のきららさんに提案したいと思いました。
それは次のようなことです。
最近の傾向としてよく聞くのは、記憶力の低下を必要以上に不安に思う方が専門病院に受診に行かれて、大抵は「異常なし」で、日常生活に戻られる。物忘れが少し増えるのは、通常のことですが、必要以上に恐れる方が多いのです。
過剰に不安に思う人々がこぞって専門病院に受診に行くと医療費高騰につながります。無駄は省きたい…
そこで、例えば、血圧測定器が住民サービスとしていろんな公的機関のロビーなどに置かれてありますが、そのように簡単な認知症測定器が身近の公共的な場所に設置してあればどんなに良いでしょうか。
専門病院に受診に行くべきか、否か、その判断を住民自身ができる、簡単な検査機器を例えば市役所のロビーなどに設置して欲しいと言うのが私の願いです。
認知症の早期発見は、病院に行かなくても、役所のロビーで自由使用ができる、非侵襲性のタッチパネル方式が1台設置してあれば、簡単に脳の機能低下が点数表示されます。病院の検査が必要なのか、必要無いか、その判断が短時間で可能になります。こういうことにお金を惜しまないでほしいと、つくづくと思います。
理事長 高林実結樹