11月14日(土) に開催の20周年記念講演会の講師に招く、渡部陽一氏についてご紹介します。
渡部陽一氏は1972年9月1日、静岡県富士市生まれ、戦争の悲劇とそこで生活する人々の生きた声を世界に伝えるジャーナリストです。独特の語り口が話題となり、数多くのメディアでも活躍している渡部氏ですが、学生時代から戦場や被災地を中心に100カ国以上の国へ取材を続けられています。
”戦争の犠牲者はいつも子どもたち。”
戦場では、何も悪いことなどしていない子どもたちが、戦争によって多くの被害を受けています。戦争の影響で病気を持ち未熟児として生まれてきた子も多くおり、母親は、「とにかく無事に生まれてきてくれたことが嬉しい」と、子どもを強く抱き寄せます。命とは決して当たり前にあるものではありません。
また、世界には学校に行くことが出来ない子どもたちが多く、字を読むことができない子どもたちもたくさんいます。子どもたちは、「学校に行きたい!」「勉強がしたい!」と、口を揃えます。字が読めなくても、本を囲んで何が書いてあるのだろう?と、想像を膨らませます。 日本は本当に豊かな国です。情報が溢れることで逆に見落としがちになっている、知る喜びや学ぶ喜び、身近にありながら見落としてしまっている大切なものに気づかされます。
(渡部 陽一のコラム「世界の戦場から平和を考える」より)
講演会では、普段ニュースで見ている戦場とは異なる一面を実際の写真とともにわかりやすく伝えていただきます。世界各地を実際に見て来られた渡部氏のお話を直接お聞きいただける機会です。ぜひご来場ください!
【申込み方法】
NPO法人篠山国際理解センター宛てに下記の①〜③までのいずれかの方法でお申込みください。
(会員・高校生以下の方は入場無料ですが、座席数に限りがありますので必ずお申込みください。)
①電話 079-590-8125(月・水・金 9:00〜17:00)
②FAX 079-590-8126
③E-mail : sasayama.kokusairikai@gmail.com
【入場料】
前売り1,000円 当日1,200円
(お申込みの際に、お名前、連絡先、会員 or一般 or小・中・高校生をお知らせください)